月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

満足度の高め方

満足度は保護者、生徒(短期)、生徒(中長期)の3つが考えられます。

保護者の満足度を上げることを考えると、生徒が自宅で勉強をやっている姿をみればだいたいみなさん満足するのでしょうから、宿題をいっぱい与えるとか基準点未満の場合に追試アリのテストを実施することになります。定期的に勉強状況を報告すれば完璧でしょうか。

 生徒の短期的な満足度を上げるには、定期考査で結果を出させるのが一番でしょう。テスト範囲を教えてもらって、クリアーか4STEPか知りませんが、その範囲の問題を教えきって3回くらい繰り返し練習させます。高校生の間では、定期テストの結果がいいやつが一目置かれて、模試結果がいいと「たまたま結果がいいずるいやつ」くらいの認識しかされない高校もあるらしいですからね。

生徒の中長期的満足度、中期的には模試結果で、長期的には受験の結果ということになりますが、これは塾の授業で教えているように青チャートなど網羅系問題集をコツコツ仕上げていくことになります。

定期テストと違って、半年後、1年後に「この問題解け」と言われたときにも解けるように、教えるときにも解答の流れのなかでいくつかある重要なポイントを強調していくことになります。「新しい文字を置いたら範囲を決めろ」「場合分けで出た答えはチェック」「最高次数の係数が文字のときには話が変わるので場合分け」「2変数関数は一文字固定」など、授業中に私から指摘されたことを思い出す生徒も多いと思います。

塾的には中長期的な学力がつくよう教えていきますが、勉強をやり始めて結果が数字に表れてくるのが早くて半年、長いと1年とか2年かかることもあるのが難しいところです。私からみて「このやり方で進めれば大丈夫」というものであっても、すぐに結果がでないと「だめじゃん」と思っていろいろ勉強方法をアレンジしてしまう生徒もいます。焦りが先行してしまうタイプは結果を出すまで継続してもらうのが難しいというか、言葉で説明して焦りが消えるわけではないので、難しいを超えて無理です。でもこのタイプは最近の生徒だといないので助かってます。

何度同じことを説明しても同じ間違いをする生徒もいて「この説明何回目だろう」と思うこともありますが、定着までには個人差があるものなので、こちらが根気強く教えていくべきだろうと考えています。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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誰の満足度を取るのか

そういえば塾を初めてからいわゆるモンスターペアレント的な保護者の方とは一度も遭遇したことがないことに気づきました。考えられる理由としたら

 

・高校生を相手にしている

・面談の段階から生徒との一対一にしていて保護者のかたとの接点がほとんどない

・blogで、親が勉強しろと言うほど学力が下がる、などと発信している

 

などの結果、まっとうな人に来ていただいているということでしょうか。

そういえば一番最初のころに「学校の宿題のサポートなどやっていただけると助かります」的なことを言われた記憶がありますが、そんなことしてたら受からないだろと思って完全にスルーしました。

保護者のかたの満足度を取るのか、生徒の短期的な満足感を取るのか、誘惑を振り切って接点をtと置くのか、じゃなくて、誘惑を振り切って生徒の中長期的な学力を取るのか、という話になりますが、基本的には生徒の第一志望の合格可能性が高まるかどうかという基準を最優先でやっています。

 

 

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海をみてきました

海にいってきました。

 

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波の音は最高にいいですね。

 

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無数のヤドカリがいました。ヤドカリって海の中で結構なスピードで歩くんですね。意外でした。

水中は浮力がかかるので移動がラクなんでしょうね。

塾も生徒にとってそういう空間になればいいと思いますね。

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完全オフです

今日から1週間、5週目休みをあてて仕事は完全にオフです。

雇われているわけではないので仕事自体にストレスを感じることは全くないのですが、1月から入試が始まって合格発表、34月の新年度開始とずっと心が休まることがなく、今年はさらに休校にどう対応していくのか、塾の休業対応をどうするかなど色々あったので、ここらへんで一息ついたほうがいいですね。

ただどこも自粛休業だらけで、何をしたら良いのか?みなさん何かいいアイディアあったらこっそり教えてください。

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オンライン授業で双方向の演習型授業を実現する

店舗休業中にオンライン指導を実施しています。

普段は英語も数学も対面で

 

生徒が答案提出→その場で添削して返却

 

の繰り返しで授業を進めていますが、オンラインでもほぼ同等の指導ができるようになりました。

オンライン授業といえば先生が黒板で解説しているのを一方的に受信する、「それスタディサプリでいいやん」案件が全国で多発していると思いますが、当塾の授業はその場でのリアルタイム添削を基本とした演習授業であり、それをそのままオンラインでも実現しようというものです。

 

オンラインでの手順ですが、

 

生徒が答案作成→スマホで撮影しLINE送付→zoomアプリで答案の画面を共有し添削

 

の流れで実施しています。

生徒の負担増は「答案をスマホ撮影し送付」の部分と、事前に問題用紙を自宅orコンビニで印刷してもらう部分です。

こちらの負担増は、色々iPadの操作をしなければいけないことで、今まで教室なら同時に7人くらいまで教えられたのが4人で精一杯になって生産性は1/2に下がりました。

 

当然メリットもあって、

・生徒とはzoomアプリ内での個室での1対1指導になるので、他人に会話を聞かれないですむ(他人の会話を聞かないで済む)

・授業と関係のない雑談を授業後にやりやすい

・生徒はわざわざ塾にこなくていい

 

これをそのままメインの指導に置き換えることはありませんが、オンラインでも相互コミュニケーションをベースにした演習指導が出来ることが分かったので、今後のサービス拡充にむけて活用してみたいですね!

 

授業中の様子↓

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