高校数学というか、大学受験の数学を使い物になるレベルにするまでにはたくさんの時間がかかります。教科書レベルから入試演習まで1A,2Bとも少なくとも1年ずつは見ておきたいものです。中学の数学と違って、高校の数学はある単元を理解しひととおり全ての問題を解けるようになるまでに要する時間がとても多くなります。
中学では学校の授業を聞いてテスト前2週間かけて問題集をやっておけば良かったものが、高校になると授業の予習復習+問題集の演習を毎日数時間取り組んでようやく習得となるのです。これに気づかないといつまでも中学と同じノリでやってしまって、いつまでも出来るようにならないという事象が発生します。私の塾に通ってくれている生徒でも数学が得意な生徒は、大量の時間を数学に費やしています。
数学の勉強はひたすやってくるこういう踊り場を何度もクリアしていくようなイメージなんですが、第一の踊り場は教科書の内容を理解した後、網羅すべき基本問題が多いのでそれを網羅しきれずに定期テストで平均点以下を取るという状況かと思います。ですので高校になって数学で平均点マイナス10点くらいの人は、毎日の勉強量を3時間確保すればなんとかなるケースが多いです。
しかしくせ者なのは、以前も書いたとおり数学の勉強は積み立て型なので、1年のうちならまだ「次の単元ではなんとか!」が通用しますが2年になってしまうともう無理で、なんとかしようと思ったら1年の二次関数に戻らなければならなくなるため、毎日3時間確保しても次のテストには間に合わないかもしれません。こうなってくると、定期テストは無視して数学1Aに戻って大学受験に向けて再スタートという感じですね。
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