月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

内職を禁止する先生たち

内職を禁止する先生たちがいます。というか9割くらいの先生は内職を禁止してきます。たまに「受験に関係がないのなら」という条件で授業中の内職を許可してくれる理解のある先生もいます。

もちろん教師側からすれば、自分が数学を教えている最中に英語の単語帳を開いている生徒が可愛いわけがなく、注意したり場合によっては取り上げる先生もいます。気分が悪いというのはわかります(厳密に言えば、塾で内職するやつなんて居ないのでわかりません)。

しかし、気分悪いからといって完全に禁止する権利が先生にあるかどうかは別問題ですよね。

進学校の生徒だったら馬鹿じゃないので、自分がやるべきこととそうでないことの区別くらいつきます。校風のためか、自分のプライドのためかわかりませんが、価値のある判断を暴力的に否定するなんて、誰にそんな権利があるんでしょうか?

仮に生徒から「塾やめます」「授業の受講数減らします」と言われたとして、「ダメだ」「とり続けろ」なんて私には言えません。その生徒の人生の責任がとれないからです。よっぽど勉強から逃げたいだけとか、そういう雰囲気だったらそれとなく諭しますけどそれ以上はできないですよね。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp