月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中途半端にならなきゃいいんじゃない 1

私の塾は授業が平日18時からで土日にも授業があるので、部活と時間がかぶってしまってさあどうしようという生徒が、結構います。その後の選択は授業の日は部活を休むという生徒もいれば、部活を休めないので塾は諦める、の2パターンです。

大学受験の結果を最大限求めるのなら、四の五の言ってないでさっさと部活なんて辞めてしまえという話になるんですが、実際「やっぱ塾無理っす」と言われたら私はなんと言うかというと「そうかわかった」くらいしか、言えません。

へたに説得して勉強をやらせても2年後くらいに「やっぱ勉強より部活やっときゃよかった」とか思われても、私責任とれないですからね。私が責任を持てるのは、通塾期間中に(塾に通わなかったよりも)学力を上げることだけです。だからすでに入塾している生徒に対しては「学校の授業聞いてないで内職に励めよ」とか「補習は欠席しろよ」とか、結構言います。 

何を優先するにせよ、中途半端にならないことが大事でしょうね。同時に2つ以上の結果を求めようとすると、どれも中途半端になります。二兎を追う者は一兎をも得ずというやつです。たしかに、単純に「昼に学校の授業を聞いて、夕方に部活をやって、夜に塾で勉強する」というだけなら、体力があれば誰でもできますよ。でも、全てにおいて結果を出せるかというと別の話です。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp