中学生むけの塾をみていると、タブレットをウリにした塾がいくつかありますが中1くらいに対しては訴求力があるのでしょうか?
こういう風に本来のサービスとは遠いところで付加価値がくっついてくるというのは、日本のメーカーの家電などではよく見られますがいわゆるコモディティー化というやつで、塾というサービスが広く普及し競争がひと段落してサービス提供者による違いがなくなってきたことの証です。
中学生の勉強というのは誰にでも教えることができる、労働力の供給源である大学生の数が安定的、自社で教材を作れなくても良質な塾用教材が豊富、…
これだけ条件がそろえばどの塾もそれなりの品質のサービスを提供できますね。
こういう時はセグメンテーションといって顧客を属性によって分類して、特定の属性に対して強くアピールするというのがセオリーになるので、買い手からすれば選択肢が多くて困らない買い物になっているはずです。
来年度は高校生クラスが1〜3年になるので今のように中3クラスを開ける時間があるのか色々検討しているのですが、こういう市場なのでもし開くとしたらより強烈にセグメンテーションしていきたいですね。