今年も湯島天神に行って祈祷していただきました。学問の神様といったら、日本では東京の湯島天神か福岡の太宰府天満宮です。
普通は絵馬を1000円くらいで買って、お賽銭を100円くらいいれてお願いする人が多いですが、私は気合いの入ったお金をお納めして、本殿の内部でご祈祷していただくのです。
ただしここではご祈祷していただくまでにすごく不親切な受付を通さないといけない。この受付の人は「本日は?」と一言目にオープンクエッションを聞いてきます。こちらが「大学受験と高校受験で・・・」と言いかけると「合格祈願ですか?」と二言目にクローズドで聞いてきます。最初からそう聞けや!おたくの神社でご祈祷していただく人なんて、たいてい合格祈願だろ!
さて、一応合格祈願という名目ではありますが、心のなかでお願いすることといえば「生徒が解いたことのある数学の問題が出題されますようお願いします」です。私は常に謙虚。しかもこのお願いなら、他の「○○大学合格」とか「○○試験合格」とかいうお願いよりちょっと目立つので、神様にも目を掛けていただきやすいはず。
しっかりと袖の下を通してきました。
まあ何にせよ、受験生にとっては「誰かに応援してもらえる」ことが大事です。試験会場で問題を解くのがあなた自身であることは変わりませんが、そこに至るまで色々な人に応援されるからこそ難しめの目標であっても達成できる可能性が生まれるのです。あなたという神輿を色々な人が担いでいて、入試というのはいわば神輿同士の勝負。おたがいがワッショイワッショイやってるわけです。
塾生諸君は不安もあるでしょうが、私と、みなさんのお父さんお母さんと、菅原道真という神様が応援してくれていると思って頑張って。
今年もパタリロをやってみました。xyz平面内の二直線を表しています。
道をはさんですぐのところにある「みよし」という蕎麦屋さんが美味しい。また来年も行こう。