そういえば昔、入塾面談のときに背もたれにふんぞり返っている学生がいました。
中学生気分の抜けきらない新高校1年生で、お客様は神様だとは思ってなかったんでしょうけど、さすがに教える気持ちが1mmもわきませんでした。新高校1年生はそういう態度の人が一定の割合で発生するように思います。
塾というのは受験終了までの1年〜3年間にわたって勉強を通じて教える側と教わる側が長期的に関係を保ちながら同じゴールに向かっていくという点で、たんに500円払って牛丼を買うのとはだいぶ性質の異なるサービスです。
とくに当塾は個人塾なので他の組織的な塾と比べてもそういう人間関係、というか信頼関係に基づく付き合いがより濃く生じます。
教わる側の「もっと学力を伸ばしたい」という気持ちと教える側の「もっと学力を伸ばしてやりたい」という気持ちの二つがあるからこそ、成り立つ関係です。