短期コースでは英文和訳の練習を中心に進めます。
たとえばこの文は後半のandがつなぐものがcaught himとput him in a pieなので「彼を捕まえて、」「彼をパイにいれた」という意味になります。これはandがつなぐものは何か?を考えていればさほど難しくない文です。しかし、中学生は普段「andがつなぐもの」なんて強調して教わらないので、間違える人が多いです。
この文は、Kiwis are fruit部分がSVC構造になっているので「キウイは果物である」が正しい日本語訳です。
この答案のように「果物のキウイですか?」という訳はさほど意味が変わらないのでOK、なわけがないので丁寧に教えます。
こういう間違いは虫歯と一緒で早期に発見して治療することが大切です。このまま高校生に上がると、まず間違いなく英語の偏差値が模試ごとに上下して、高2の後半くらいから不安に襲われて塾に駆け込むことになります。
その段階になると英語がそれなりに形になるまで1年〜2年くらいかかります。神経まで進行した虫歯の治療のように、派手な治療が必要です。
でも中学のうちに症状を発見できれば、数ヶ月〜半年くらいで改善します。