月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学生にも和訳演習する意味

うちの塾の英語クラスの良い所は、ちゃんと英語が読めるようになる技術を丁寧に教えるところです。

世の中の中高生が「英語がよめまちぇん」といって誰かに相談するとたいてい「文法を勉強して、あとは長文問題をたくさん解こう」というアドバイスが返ってきます。

あのねえ、よちよち歩きの2-3才時に日本語を理解させるのと中高生に英語を理解させるのはわけが違うんですよ。英語をたくさん読むことでそれまで苦手だった英語があるとき突然読めるようになるわけありません。

とはいえ、高校入試くらいだと英語が本当は読めていなくても、長文問題をたくさんといているうちに入試用の英単語を一通り覚えてしまって、あとはなんとなくストーリーを想像しながら読むだけで合格点がとれるようになるのも事実です。

15の春はとりあえず泣かずにすむ可能性が高いです。

でも学歴最終決戦は高校入試じゃなくて大学入試です。英語は文系にいっても理系にいっても、多くの大学で最も配点が高い必須科目です。

さすがに一宮高校くらいの生徒だと英語がまるっきしダメというケースは少ないですが、その下の一宮西とか西春くらいだと大学入試の英語に全然対応できない生徒がいくらでもいます。

一宮西とか西春って学年上位10%の中学生が進学する高校ですよ。

だから中学のうちにちゃんと和訳演習して理解しなきゃいけないんですよ。

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