月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

数学の授業の様子

塾の数学の授業は高1、高2は週2回で、1回の授業は2時間前後を休憩なしのぶっ通しでやります。慣れればなんてことないでしょうけど、最初のうちは疲れるのかもしれません。

授業中は私がひたすら青チャートの例題を教えていきます。問題演習の時間はあんまり取りません。たまに、取らないとキツイかな?と思うときだけ取って、あとは自習まかせです。

青チャートといっても新しい単元のときにはちゃんと定義と教科書例題レベルの問題から入るので、塾の授業だけで数学の勉強は完結します。

高校の授業は基本的には教科書をメインで、定期考査で青チャートや黄チャートの難しめの例題が指定される、という感じでしょうか?

チャート式は教科書傍用の問題集とくらべれば解答が丁寧なので、相対的にいえば自習がしやすいと言えるのですが、数学がよほど得意な人を除けば自力で読解するのはかなり難しいと思います。

塾の生徒の所属高校は様々ですが、どのレベルの高校生だろうと、ノートをみて復習すれば理解できるように授業は行間の説明を詳しくやっています。

青チャートの例題はほとんど全て教えるので、教わるほうは覚えることが結構キツイと思います。しかしラクして合格する道はないので、ラクしてヘボ大学に合格するかキツイ思いをして難しい大学に合格するか、どっちかです。

例題数を少なめにして、より多くの問題に応用できるように〜とかいうのは一通り青チャレベルの問題を暗記した後の話です。数学でも、青チャくらいの問題数の解法を覚えないと話になりません。「ちょっと公式を覚えればOK」なのは中学まで。

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太郎二郎三郎四郎

最近、妻がプランターで花を育てているので私も一つプランターを奪って、ある植物の栽培をすることにしました。苗を4つ買いました。左から、太郎二郎三郎四郎という名前です。

この植物は何でしょうか?

詳しい人はこの苗を見るだけで分かるのかな?

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読んで理解して書け

今日は高3の英語の授業でした。私の教える英語は、ちゃんと覚えれば本当に読めるようになります。読解力のみならず語彙も豊富になります。授業どおりに覚えても読めるようにならない英語の授業がくさるほどあることを考えれば、結構いいことを教えていると思います。(ただし生徒がこれを読んでいて、自習用の教材が神がかってるだけだろ!と突っ込まれたらぐうの音も出ない)

精読の技術は覚えるべきことを覚えきるまでは、忘れては覚え・・・の繰り返しになるのはある程度前提にして、授業でも繰り返し教えます。今日も「to不定詞の形容詞用法で名詞と不定詞の間の関係はS-V, O-V, O-前置詞, 特殊な用法のどれかだ〜」ということを授業で喋りました。この学年では高1からいる生徒なら20回くらい聞いているかもしれません。

ただ単語は覚えて。精読と違って、脳みそ使わないから。

受験勉強は運動と比べれば、向き不向きがかなり少ないです。唯一必要なこととしたら、覚える能力です。でも暗記って特殊な能力じゃないですよ。細かく分ければ、

読んで→理解して→書く→忘れたころに→読んで→理解して→書く

これだけ。やるか、やらないかだけじゃない?

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ゴールデンウィーク前にやること

カレンダーをみるとあとゴールデンウィーク1週間前だとわかるんですが、会社員時代はこの時期になると、有給をとって連休にするかどうかよく考えてましたね。

今年は月、火が平日で水〜日まで休みなので、月・火を休めば9連休です。自営業になると、休んでても給料が出るという有給休暇の仕組みってすげーなと思いますね。

私は年間20日くらい付与される有給はだいたい使い切ってました。ちなみにゴールデンウィークの前後の平日って、出勤しても仕事が全然ないんで結構ラクなんですよね。

では自営業になって年間の休日が会社員時代の1/3になってキツイかというと、全然きつくなくてむしろ誰にも何も監視されないのはラク。私の場合、勉強するのが好きだし教えるのも楽しいので、一年中遊びながらお金まで頂いてしまっているという感覚です。いつも寝る前は早く明日が来ないかなあと考え事をしているくらいです。

さてゴールデンウィークですが塾は土日祝日はいつもどおり昼から開いてます。塾生諸君は自習室でたくさん勉強してください。

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案外難しい一次不等式

高1の数学で一次不等式を教えたんですが、数式が一次のくせに難しい問題があるんですよね。

aを定数とするとき、

ax>a

の解は?という問題。

普通の高校1年生なら、両辺をaで割って、

x>1

としてしまうところですが、ダメです。方程式でも不等式でも、最高次数に文字がついている場合には0か0じゃないかで場合分けが必要です。

a=0のときは、

0*x>0

という式になりますが、「これは解なしね」でわかる生徒は少ないです。xに何を代入しても0>0となってしまっておかしいので、この不等式をみたすxは存在しない、というのが説明です。

つぎにa≠0の場合は、aが正の数か負の数かによって、割り算したときの不等号の向きが変わりますから、

a>0のときはx>1

a<0のときはx<1

こんな感じで、終わりです。

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