月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ウォシュレットが15万円なら買います?

男子トイレにウォシュレットを取り付けました。私の塾のトイレは男女がわかれていて、男子トイレは今までウォシュレットがなかったのです。

価格comで色々調べて、定価15万円の超高級ウォシュレットを買いました。私が買ったものより定価が高いモデルはTOTOに1つしかありません。

f:id:sodeng:20170809194406p:plain

(実際のトイレの写真をとったらあんまりblog映えしなかったのでTOTOのHPより拝借。私が買ったのはアプリコットの上から2つめのF3というやつ)

 

私は塾の内装を何件も比較して見たことがあるわけではないんですが、トイレはどこも普通です。というか、最低限です。以前、内装を見せてもらった個人塾は和式トイレにおまるみたいなものをつけて洋式にしてみた、というものでした。

生徒が授業開始5分前に塾にきて、授業終了とともに帰宅するというような塾であればそれで十分なのかもしれませんが、大学受験をまじめにやる生徒というのは結構な長時間、自習室にこもります。必然的に滞在時間内に大も小もその時を迎えざるを得なくなるわけですが、仮に自宅にウォシュレット(正しくは温水洗浄便座)がついている家庭の場合、塾のトイレでクソは無ぇな、となるのもまた必然であります。

自習室で長時間生徒が勉強している様子をみると、もっと快適にしてやりたい欲求が高まります。けど今までは、参考書、プリント作成ソフト、机・椅子という塾的には極めてファンダメンタルな部分が不足していたのでトイレまで手が回っていませんでした。やっと念願が叶いました。

風が吹けば桶屋が儲かり、蝶が舞えば竜巻がおこり、最高級ウォシュレットを導入すれば生徒が受かるのです!!(?)

ちなみに定価は15万円+税ですが、ネット上で安いところを探しまくってニコニコ現金払いで買ったのと、取り付けは自分でやったので8万円で済みました。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

参考書が15万円なら買います?

今日は夏休み中唯一塾を開けない日なので、羽を伸ばしに渓流の釣り堀でヤマメでも釣りたいところですが明日からの合宿(日帰り9時〜21時×5日間)の準備をして終わります。

準備のまえに、朝7時から1時間ほど英語の勉強。私も大学受験の参考書で生徒よりは多少難しいことを勉強しているのですが、参考書というのは一冊高くても1500円程度なのに、予備校の神様的存在の先生の知識を自分の好きなだけ吸収できるというのがこの上ない魅力です。大学受験を自分の学力と目的に合わせた参考書ベースで進める以上の必勝パターンは果たしてあるのか?

それにしても参考書の相場が1000円〜2000円程度というのは本当にありがたいことです。珠玉の一冊であれば、大手予備校で1年間1科目を学んだ以上のことを得られるでしょうから、15万円くらいしても良いと思います。私には「この参考書に出会ったから大学に受かった」という一冊がありまして、それを布教するために「この参考書がいいよ」といって過去に何十冊販売に貢献したことかわからないのですが、仮にその参考書が15万円だとしても「絶対いいから、買ってもらいなさい」とおすすめできる自信があります。

あるモノを買う時にそれが損か徳かは、売り手の取り分が大きいか小さいかで決まるのではありません。ドリンクバーやサラダバーで「元を取った」といって喜んでも、お腹がいっぱいになって気持ち悪くなったら意味ないじゃないですか(ブロンコビリーに行ったときの私に言い聞かせている)。それを買って、どのくらい自分にプラスになるのかによって考えるものです(びっくりドンキーのディッシュについてくる大根サラダでも十分)。

では、ロイヤルホームセンターへ買い物に行きます。 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

木村思ふ

昨日、車を運転中に鶴舞線の浅間町駅近くの路面1Fに空きテナントを見かけて、ここに塾を出していたらどうなっていたんだろうかと考えることがありました。たぶん、どこに出しても大きく結果は変わっていないと思います。現状、清須市内外の色々なところから生徒が通塾しているので、その半径が微妙に変わるくらいでしょう。

私がこの場所に塾を開いた理由はあんまりなくて、良い物件を絞っていったらここに行き着いたという感じです。そもそも個人が数百万円の種銭で始められる小さめの物件というのは数が多いわけではありません。無数の選択肢から賃貸住宅を探すのとは違って、あるなかから探すという感じです。

生徒の潜在能力を100%引き出すのは、放置の力しかないと思っている私が塾を開く場所としたら、あんまりふさわしくないところだというのは後から気づきました。おそらく愛知県外から来ている人は、愛知県の田舎の高校が厳しいといっても限度があるだろうと思っていると思います。私も、そうでした。しかし、限度がありませんでした。よくこれで人権問題にならねーな、というのが率直な感覚です。小中学校でのいじめが犯罪として扱われないのと、高校での過度な強制が人権問題にならないのは、学校という閉じた社会という共通点によるもののように思えます。

blogで結構思い切った発言をしているのは、軽いノリで進学して悲しい思いをする人が減ればいいなと思うからです。3年間、自分の感情を殺すことが出来る自信があれば、どうぞ・・・。

もう少しまともな高校の近くのほうが良かったかなと思うこともあるんですが、塾を開いてからの2年少々でそこそこの人数の生徒をちゃんとした方向に導いてあげる機会を持てたと思うし、自走できる成熟した高校生たちが集まって良い空気を作っているので、トータルでいうと満足しています。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp

旧交を温めました

大学のサークルの友人と名古屋であいました。私は365日、塾の生徒か妻としか接点のない生活をしているので、友人と会うというイベントは月刊木村的には一面のトップ記事レベルのインパクトがあります。私のいたサークルは軽音楽のなかでもHR/HMといっていかにもネクラ、オタクっぽい人が集まるジャンルのところだったので社会にでても同じくパッとしないのかとのかと思いきや逆で、活躍している人は異次元の世界へ突入しています。「みんなが好きなJPOPなんて聴かねえよ、グレイラルク?洋楽以外クソだろ」的な中二病の延長のほうが、ビジネスの力に反映されるのでしょうか。

とにかく、普段からモチベーションMAXの私ですがさらにあがりました。小学生のときにハイパーヨーヨーのループザループを200回できるようになった翌日に、友達が「俺230回」と言ってきた感じの、負けてられねえよ感があります。

私は本当に慶應にいってよかった。私みたいな田舎出身の平民でも、何か出来るはずと思えるのだから。たいていのことは、出来ると思い込めた時点で、成功が決まりです。あとは、やるだけです。

受験勉強いつ開始するか

大学受験の塾をやっている私からすると、受験勉強の開始時期は高1の4月しか考えられません。そうではないと数学が確実に死亡するからです。

しかし、現実には高1の4月からハイテンションで勉強していける生徒の割合は少数です。大多数の高校生は、ゆるゆると学校の勉強を続けて高2や高3になって本気出すかとなるわけだし、ゆるゆると学校の勉強を続けただけで受験に突入していく生徒もいることだと思います。

では、高1の4月を逃した生徒はいつ本気になってとりかかるのか?それは「今でしょ」というのが、的確な答えのように思えます。

進学校と呼ばれる高校に所属している生徒は、それなりにまじめに大学受験のことを考えていれば「そろそろやらないとまずいかな」と思う時期が遅かれ早かれやってきます。それは高1の夏でやってくるかもしれないし、高2の春かもしれません。そのときに「今やるか!」となるか「まあ、まだいいかな」と問題を先延ばしにするか。

重い腰を持ち上げるのは難しく、先延ばしにするのは簡単なことです。しかし「そろそろやらないと」と思える瞬間というのは高校時代にそう何度もあるわけではないでしょう。その瞬間のその気持ちを拾ってあげられるのは、自分しかいません。

その瞬間こそ、 「母さん、俺、今度こそ本気でやるから!」と進研ゼミのマンガの主人公くらいハイテンションになるときです。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp