月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ヒッチハイカーを乗せた話

新東名の新清水SAで休憩して駐車場から出ようとしたところ、運転中の妻がなにやら発見して

 

妻「わ!ヒッチハイクしている人がいる!乗せる?」

私「乗せよう」

 

ということで、席も空いていたし私たちが降りる手前まで乗せてあげました。

イギリスから来た22才で昨春に大学を卒業して、半年ほど日本でワーホリ中のウィリアム君です。立派なひげがあるので22才とは思えませんでした。

 

 

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ヒッチハイクは見かけてから判断するまでが一瞬なので、あらかじめ発見したときに乗せるかどうか自分のなかで答えを出しておく必要があります。私はジョーブログにはまっていた時期があって、ジョーが外国でヒッチハイクするのに苦労していたことに感情移入した経験があるので、自分がヒッチハイクして誰かに親切にしてもらった経験がないくせに「今度みかけたら乗せてあげよう」などと思っていました。

ヒッチハイクで車を捕まえるのにどれくらい時間がかかるか訪ねましたら「It depends(場合による)」 高校生たち後学のためにこの表現覚えておいてください。最短で15分、最長で2時間と言っていました。

GW初日の4月27日に福岡から開始したそうですがGW中なので1分間あたり2台程度はウィリアムの前を車が通過するとして平均40分と仮定したら80台通過ごとに1台GETということになります。つまり私は80人に一人の優しい人ということになります。

いや、実際にはGWは家族で移動している人が圧倒的に多いので1台の車のなかに複数人乗車しているはずです。フードコートを見たら、子連れ家族:カップル=7:3くらいだったので、家族が平均3.5人と仮定すると(7×3.5+3×2)÷10≒3で、1台あたり3人乗車していると仮定できます。

すると、80台×3人/台=240人ということになり、もちろん1台のなかには「どうする?のせる?」「のせようよ!」という話になった車も多いと思いますが、その他の反対者を説得するほどの気持ちはなかったということになるので、私は240人に1人程度の優しい心をもっていると言えます。

冗談じゃなくて私は優しい人間だと思います。優しい人間だけど、思ったことを素直にブログ上で表現するので、ブログから伺えるトータルの印象は私のことを知らない人にとっては厳しい人だと見えるかもしれません。

実際にはただの優しいおじさんです。

みなさん私をみならって困っている人を見かけたら助けてあげましょう。 


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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光の速さで準備してもダメだ・・・

最近は塾に出勤してから授業の始まる18時まで、光の速さでズババババっと授業の準備をしたり様々な事務仕事をやっているのですがとにかく時間が足りません。

 

今日やったのは

・名古屋西労働基準監督署に電話

・数研出版に電話してソフト教材発注

・内装屋さんにメールして工事詳細を連絡

・看板のデザインを描いて発注

・新しいブログを作ってgoogle analytics設定など最初の設定(そのうち公開します)

・今日の授業準備

・明日の授業準備

 

 

自分でいうのもなんですが、かなり集中力高めで取り組んでいるつもりです。それでもダメです。

光の速さで仕事をしたら、普通は時間が長くなるはずなのでやればやるほど時間にゆとりが出るはずです(時間が足りない受験生も光速でペンを動かしたら時間がちょっと延びますよ)。

それでも時間が足りないというのは、どこかおかしいです。

 

あ、そういえば今日テレビに出演しました。木村地上派デビューです!


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中高6年間の格差怖いよ

この仕事をやってると中学生から高校生まで様々な学力の生徒と出会います。中学生でもその辺の高校生よりよっぽど出来るし勉強量も多いという生徒もいれば、逆に全然できないし勉強もたいしてしない高校生もいます。思考量も全然違います。

そういう素質というかそうなる土壌というのは小学生までに完成しているんだとは思いますが、中高の6年で学力の格差はほぼ固まってそれを可視化するものが大学受験の結果です。

そりゃ企業も学歴フィルターで採用しぼります。学歴は学力だけでなく精神的にどの程度成熟しているかも表します。

社会にでるタイミングでその格差と直面する人が多いですが、それまでに気づきづらいというのは怖いところです。社会にでてから競争が始まるのではなく、社会にでるまでにすでに半分くらいの競争が終わっているのです。今まで日本の経済はそれなりに成長していたのでアホでもなんとかなった時代ですが、これから人口減少して経済が縮小していくなかで考えて判断する習慣がないと食べていけなくなると思います。

 


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中3むけ英文解釈2

昨日の英文和訳の通信添削は、難関私立「高校」受験生にはかなり役立つサービスなんじゃないかと自分では思っているんですが、残念ながらこのblogは今まで私立高校受験についての記事を全然書いていないので、そのような受験生(の保護者)にリーチ出来ていません。

でも「中学校の教科書の文法は理解した」「でも入試英文が難しすぎてどうトレーニングしたらいいかわからない」というギャップを埋められる自信はあります。他にもそういうサービスをやっている人や塾があるかもしれませんが、実際には難関私立「高校受験」対策をやっているところって滅多にないんですよ。そういう難関私立校は中高一貫校なので難関私立「中学受験」というマーケットはあっても、高校からの入学者は極端に少ないので「高校受験」というマーケットが成立しがたいというのが一番の理由でしょう。

英文和訳なら問題をメールで送ることができるし、スキャナが手元にあれば答案をメールで返送できますから翌日に添削を返送するスピード感でも出来ます。隔週で月に2回ずつやって、夏と冬は2日くらい清須校舎で生の授業をして全国の難関私立高校受験者が集まったらとても面白くないですか?少なくとも私は面白いです。

優秀じゃない人が集まると足の引っ張り合いをして終わりますが、優秀な人があつまると勝手に刺激を与えて刺激をもらって、勝手に成長していくのです。大変興味深いのですが事実です。


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中3むけ英文解釈

昨日入試英文を紹介した愛光高校ですが調べてみると1学年約250人中、国立医学科に40人も現役合格しているようなバケモノクラスの超進学校でした。そりゃ入試英文が難しいわけだ。

ということで、ある中3の生徒に解いてもらった答案を紹介します。

 

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こちらは関係代名詞節を正確に読み解いて、述語動詞がneedであることを理解しているので英文解釈の観点では満点です。高校生でもこの英文構造を理解できない生徒はいくらでもいますからたいしたもんです。ちなみに実際の入試ではこのセンテンスに下線部が引かれていて和訳問題になっていました。10点満点なら8点くらいは取れると思います。

 

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こちらはthatを無視していることと、最後のeffectsを動詞と考えているところから解釈は大幅に間違えています。It is... thatの解釈は高校生でも難しいですからね。

 

さて中学生が英語を学ぼうとすると一番の問題は英文法を一通り学び終えたあとに、みんなやることが間違っているというか、適切な指導をできる人がほとんどいないという点があります。

文法を一通り学び終わったあとは、それを使って英文を読み解いていくトレーニングが絶対に必要です。そのようなトレーニングは「英文解釈」と呼ばれます。大学受験では英文解釈が最も大事なジャンルなので当塾では高1の最初から高3の最後までひたすら英文解釈にこだわって教えています。それくらい大事です。

しかしこの「英文解釈」というのは品詞や文法を駆使しないとできないので、教えられる人がめったにいません。なので、世の中の英語の勉強は「単語覚えて、文法覚えて、長文を読み込む」とかいう迷走したものになるのです。

というわけで、ハイレベルな高校を目指している中学生のうち英語の授業に物足りなさを感じている生徒がいましたら、英文和訳の通信添削の指導を実施しますのでお問い合わせください。県内でしたら東海高校、滝高校、旭丘高校、明和高校、向陽高校、あたりを志望しているかた。通信添削なので全国どこでもOKです。愛光高校志望の人どうでしょう?独学で中3の英文法を一通り理解し終えているかた(いるのか?いるんだろうな〜)。

 

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