月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

無駄に焦るな&焦らせるな

塾では一般入試に照準を合わせて勉強を教えています。1年や2年、生徒によっては3年といった長い時間をかけて学力をつけるよう指導していきます。

長い時間かけて学力をつけるというのは数学でいえば同じ問題を半年後、一年後に問われても解き方を思いだせるような勉強のやりかたをする、ということであり、公式や解法を単に暗記するだけなく処理一つひとつの意味を理解しながら覚えていくということです。

この点で、中学時代の勉強と全く考えかたが異なるということは生徒諸君と保護者のみなさま、そして入塾を検討している高校生のみなさんとその保護者のかたはよく理解しておいてください。

中学時代は毎回の定期テストを大切にしますが、当塾では定期テストのために時間を作って勉強するというのは基本的にはやりません。

定期テストのために2週間かけて覚えた解き方というのは2週間かけてすっかり忘れます。表面的な理解しかしないため、半年後や一年後に思い出すこともできません。

定期テストごとにいちいち2週間も寄り道していたら一年で10週間、入試までに28週間は時間を無駄にします。

もちろん無駄とは言い切れませんがそれよりはるかに効率よく勉強できるやり方がある以上、無駄。

すでに志望校がB判定など合格が見えている人は私の話を無視してもらってかまいませんが、よくてD判定くらいの人はよく自分の行動を見直してください。たぶん無駄だらけだから。

という方針でやっていますので生徒諸君は模試をひとつの目安として勉強を詰め込んでいってください。保護者の皆様は高校のテストの結果が赤点ギリギリになっているからといって「学校の勉強は大丈夫なのか?!」と生徒を無駄に焦らせないでください。せっかくこちらがフルコースの料理を提供する用意をしているのに、途中で「焼き肉屋で焼き肉焼けてるぞ」と言って席から連れ出すようなものです。

そう言ってしまいそうな人は当塾ではなく東進や河合塾マナビスなど個人色のない無難なところを選択してください。

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大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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これからの時代は○○の価値が高まる!

 地学といっても分野は様々あり、火山やマグマ、地震、地殻変動といった地球の動きについてのことや、天気や雲など大気のこと、地層から読み取る地球の歴史、太陽や惑星など宇宙のことなど、色々あります。

私が今好きなのは地面関連の話題で、地面のずっと深くにあるマグマの動きを想像することや、断層をみて地面がどう動いていたのかを想像するのにハマっています。

 

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さっそく地面関連の本をいくつか買ってみました。図書館で借りたものもあります。

何かを新しく知るというのは美味しいものを食べて幸せだとか、新しい服を買って気分がいいとかというのとは次元が違う、腹の底からじわじわくるような喜びを与えてくれるので、案外これからの時代は多くの大人が学ぶことにお金や時間を使うようになるのではと思います。

現代の人は衣食住の面ではすでに物質的に満たされているので、人間の飽くなき欲求を満たすためにはより高度な欲求の満たし方をしなければならず、知的欲求を満たすことがそこにハマる気がします。

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辞書の使い方まで教えます

英語の授業では生徒に英和辞書を持ってくるよう伝えています。辞書というのは電子辞書ではなく紙の辞書です。それを絶賛無視して電子辞書を持ってくる生徒もなかにはいますが、みなさん紙の辞書を授業に持ってきます。

辞書を買わされることはあっても、辞書をどう引くかを教わる機会というのはほとんどありません。私自身教わったことはないし、たぶんブログ読者のみなさんも無いと思います。

でも英語学習において辞書を活用できるかどうかは勉強の生産性を大きく左右するので、しっかり教えておかないといけません。

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英語は数学と違って参考書に書いてあることが難解で分からないということがほとんどない科目なので、自習していて知らない文法や表現があったときに自分で調べて「こういう文法があるんだ」という発見を積み重ねていけば、順調に勉強は進みます。

辞書の利用はそこまで難しいものではなく、使っているうちに調べ方を身につけることができる程度のものなのですが、最初のうちは調べるのに時間がかかるというハードルがあるのでそのまま使わなくなることが多いです。

授業では英文を和訳させているときに、「ここについて辞書引いて調べてみて」と具体的に指示して辞書で調べさせます。指示だけで調べたい表現を見つけることができることもあれば、調べた結果まったく的外れな訳をしていることもあります。後者の場合は「辞書のどこを見たのか?」と生徒に聞いたあと、どうすれば英文中と同じ表現が見つけられるのかを説明し再度調べさせます。

 

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卒業生と遭遇した話

先日、あるラーメン屋さんに初めて入ってみて、建物はいかにも昭和のラーメン屋さんという感じなんですが中はすごく繁盛していて特に家族客が多く、成功の秘訣は何なんだろうと思いながらラーメンをすすっていたところ「先生」という声が聞こえました。

どっかに学校の先生でもいるんだろうと思って顔を上げたら、声の発生場所には一人の店員さんが立っていてこっちを見つめています。

帽子&マスクで顔がよく分からなかったのですが胸に名札がついていて、塾の卒業生だということが分かりました。私に話しかけていたのです。

で、私は機転が利かないタイプなので「おっおう、久しぶり!」くらいしか言えず二言目に出たのが「ここ、初めて来たわ」でした。

私は相手に喋らすタイプのトークを好む(というか自分の話をするのが苦手)傾聴型人間なので、いつもなら近況などを色々聞くところなんですが、日曜の夜ですごく忙しそうにしていたので質問するのも躊躇してしまって、大変微妙な空間をつくってしまいました。

 

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鉱物博物館に行ってきた

付知峡にいった帰りに、鉱物博物館というところに行ってきました。

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祝日にいったんですがかなり奥まったところにありテーマ的にもあまり大衆受けするものではないからか、お客さんは私たち家族のほか1組しかいなくて貸し切り状態でした。

岩石と鉱物というのは料理と素材みたいな関係がありまして、岩石が野菜炒めだとしたら鉱物はもやしとかピーマンです。

鉱物単体は自然の造形がかなり綺麗なものが多いです。

私は鉱物というよりは岩石とか地殻変動みたいなもっと大きいものや動きが好きなので、鉱物の展示が多かったこの博物館は私の興味の中心からは外れていたのですが、色々な展示を見ているなかで自分が興味を持っているものが何なのか発見があり、有意義でした。

 

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そして帰りに、火成岩6種類標本セットを買いました。

上の3つが、噴火によって地表に現れたマグマが冷えて固まったもので火山岩。下の3つは、地下深くでマグマがゆっくり冷えて固まったもので深成岩。

前から欲しかったので入手できて良かったです。

 

 

中津川市 鉱物博物館

岐阜県中津川市苗木639−15

0573-67-2110

http://mineral.n-muse.jp/

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