月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

高校3年生がんばれ〜

高校3年生は年末まで9ヶ月、センター空けをめいっぱい使ってもプラス1ヶ月の10ヶ月しかありません。今から来春の結果をどうこうするには、別人になるくらいの変化が必要です。とくに自分の所属高校で、毎年上位1割未満しか合格しないような大学を狙う場合です。周りと同じことをやっていてはまず受からない。歴史から学ぶべきです。周りと同じことをやっていて「自分だけは特別、受かるはず」というのはポジティブというんじゃなくて身の程知らずのアホ。周りと違うことをやるから、周りと違う結果が得られるなんて世の中見渡せばすぐわかるでしょう。

周りと違うことといっても難しいことはなくて、ただ「参考書をひたすら自習」するだけでだいぶ変わります。この辺の高校は、3年になると放課後の補習が始まりますが、私の塾だと放課後の補習のサボり率が高い生徒ほど学力が伸びていきます。

これには2つの要素があって、まずは補習をサボって全ての時間を自習に当てると学力が伸びるという至極当然のことが1点と、もう1点は、周りの高校生が普通に補習に出席しているなか自分だけ補習をサボれる人は周りの目を気にせず「合格」にたいして合理的に判断できるという点があります。

そういう性格なので、補習をサボる以外にもあらゆる面で良い判断が出来るので合格に近づく、ということがあると思うんですよね。

是非高校生諸君には考えて欲しいんですが、死ぬまで付き合い続ける人って誰だと思いますか?もちろん自分ですよね。一方で、高校の先生とか同級生はどうでしょうか?今、あなたの周りにいるほとんどの先生と同級生とは、高校を卒業した時点で関係が終了しますよ。社会人になってから付き合うのは、大学の友人と会社の同僚がメインになります。

なので、周りの目を気にするって本当しょうもないことなんですよ。1年後には全く関わらなくなる人の目を気にして自分のやるべきことが出来ないなんて、自分の人生にもっと責任持てよと私は思いますよ。

内職100%の生活をすると多少先生がたに嫌な思いをさせてしまいますが、そのぶん社会人になってから誰かに良い思いをさせられればプラスマイナスゼロどころかプラスです。

普通の人間というのは努力して成功する人間のことをあまり良く思いません。週刊誌で有名人のスキャンダルが売れるわけです。だから、あなたが頑張ろうとすると基本的には誰も応援してくれないどころか、まず間違い無くどこかで誰かに足をひっぱられてしまいます。でもそれはあなたが本当に第一志望に合格したいかどうかのリトマス紙みたいなものですから、負けずに頑張って欲しいです。

 

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp