月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

受験生は朝型にするべきか?

塾で生徒を見ていますと、昨日の件に限らず早起きして時間を作るケースをちらほら見ます。私も去年は、朝方にして時間を工面してやっていた時期がありました。朝型というのはわりといろんなところで推奨されていますので、夜型の人は「無理矢理にでも朝型に切り替えたほうがいいのだろうか」と考えることもあるでしょう。

私は、朝に時間を作ると活動時間が延びる感覚は確かに得られるが、必ずしも全員がそれをするべきかというとそういうわけでもない、と考えています。単純に、中学、高校、大学、そして社会人になっても寝坊しまくってきた私としては、どうしても朝が苦手な人間がいるということを言いたい。朝型に切り替えられる人もいれば、切り替えられない人もいます。誰にとっても朝は最高、というわけではありません。

私はとくに夜静かになった頃に集中力が発揮されるタイプなので、受験生時代はずっと夜型でした。会社員のときも朝早く出社するよりは、夜遅くまでやるほうでした。今は家族生活があるので授業が終わったらすぐ帰りますが、独身だったらたぶん日付が変わるまではやってます。

受験当日なんて寝不足だろうが万全だろうがそれなりに緊張しますし、多少寝不足で数学が解けないということも考えにくいでしょう?試しに寝不足の日に数学や英語を解いてみてください。

勉強方法でもなんでも、全員にとって最高のやり方というのはありません。100人中90人に当てはまるやり方があっても、自分が残り10人のほうだったら見極めて違う道を行くべきです。


清須市の大学受験 相伝学舎
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