月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

勉強後しばらくしたら数学の解法を忘れてしまう問題

今日は塾の説明の面談が1件ありましてそのなかで「数学で、単元を学習した直後に解けても時間をおいて模試などになると思い出せないのはどうしたらよいか」という悩みというか質問をもらいました。

この原因は2点あります。

まず、そもそも人間は覚えたものを忘れるようになっているということ。数ヶ月後に解けと言われて解けないのは、まったく自然なことです。この自然現象に対抗するためには月並みですが、時間をおいて復習するしかないです。私の塾でいうと、理系はいま数IIIをゴリゴリやっている最中ですから授業で復習をすることはありませんが、文系はそれぞれ自分の問題意識に応じて毎週青チャートを復習させて、週に1回その範囲のテストを解くことをくり返してやっています。

これだけだと普通すぎるので、2つめの原因としてもう少し専門的?なことを述べます。それは、解法を機械的に覚えている可能性があるということです。よくあるのが3の100乗の桁数はいくつか?という問題。だいたい底10の対数を取ることからみなさんスタートするのですが、なぜ底10で対数を取るのかと聞かれて答えられる人は極端に減ります。あるいは、数列の特性方程式はなぜAn+1もAnもいっしょくたにαと置いてしまうのか、その意図までじっくり勉強している人といったらだいぶ少ないでしょう。

問題の解法の手順を覚えるという行為は定期テストの対策としてはばっちりですが、入試対策としては解法の手順を覚えるのでは不十分です。手順の背後にある意味を理解することが大切です。

ではどうすれば意味を理解できるのか?

同じ問題をくり返しとくことです。

・・・って何度もblogで言ってるかもしれませんが。繰り返し解いてください。

その際、解けた問題は「前回解けたから」といって飛ばすんじゃなくて、解けた問題もあわせて繰り返しといてください。2度目、3度目に解くと感触が違ってきます。これは数学だけではなく英語でもいえることです。

 

ということを無料で直接聞けるなんて、自分でいうのもなんですが私の面談はお得ですよね〜。今の時代に価値あるものって何かっていったら情報ですからね。よその塾がどうだか知りませんが、自分のところの授業がいかに素晴らしいかとか、そんなことばっかりのところも多いのでは。

 

というわけで、昭和区の校舎のほうは現在生徒の入塾受付中です。

興味のあるかたはこちらからご連絡ください。

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清須市の大学受験 相伝学舎
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