月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

やるだけ時間の無駄(スタンダード、メジアン、クリアー)

どこの高校でも数学の教科書が一通り終わると問題演習とかいって、数研出版の

・スタンダード

・クリアー

・メジアン

などのタイトルの小さめの問題冊子にとりかかるところが多いです。

 

授業の進行はおおむね

1.授業開始までに生徒がその日のお題の解答を黒板に書いておく。

2.先生がそれにコメント

という流れで進みます。

 

私は高校生のときから「なんで同級生のヘタクソ答案で勉強させられるんや」と思って、その手の授業は放棄していたわけですが(というか基本全部放棄していましたが)、なんでどの高校も同じようにこのやり方で進めるのか謎です。どこかに合理性があるんでしょうか。

まあ他人の授業の進め方はいいとして、生徒諸君は間違っても

・スタンダード

・クリアー

・メジアン

などの問題集を真面目にとりかかるなんて時間の無駄をしないようにしてください。

この手の問題集には、塾でよく生徒に紹介している「一対一対応の演習」と同程度かそれより難しいくらいの問題が収録されているのですが、問題数が圧倒的に多く「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」の発想で問題演習をすることになります。

だいたい生徒がこのレベルの問題集にとりかかると

・最初の一手からして思いつかない

・全体の流れを解説されても腑に落ちない

くらいの理解にとどまります。そこから得られるのは疲労感くらいです。

この問題集にとりかかっていいレベルというのは、青チャートと一対一の例題は問題を見た瞬間に解法の流れが頭に思い浮かぶ、というレベルです。

現役の生徒なら超優秀な生徒が高3の夏頃に達しますが、ほとんどの公立高校生はそのレベルに達することなく受験を終えますので取りかかっていい時期というのは一生やってきません。

 

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当塾でもみなさんの問題演習プリントのなかにスタンダードやメジアンなどから問題を選んで解かせることもありますが、それは「今回の範囲をちゃんと理解していれば、この問題なら解けるだろう」と私が判断しているからです。

 

なんでそんなレベルの問題集がこれほどまでに高校で採用されているかというと、先生が授業をやりやすいからでしょう。数研出版のこの手の問題集と、高1〜高2で使う教科書傍用問題集(クリアー、4ステップなど)は使う生徒の目線に立って作られているのではなく、教える先生の目線にたって作られています。

正直、即ゴミ箱行きレベルでひどい問題集なんですが、さらにひどい使い方があって「解答冊子を渡さない」w

そんなんじゃ勉強できねーじゃんって思うんですが実際あるんですよ。アホすぎ!

先生がたはその辺の高校生が全員、リンゴが木から落ちる様子をみて「あっ、地球がリンゴを引っ張っているんだ!」って思いつくとでも思ってるんでしょうかね。

万が一、そういうアホ高校に当たってしまった生徒がいたら、板書担当になった問題の答えをコピーして差し上げますから申し出てください。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp