月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自由英作文の思い出

私が18歳のときに慶應大学を受験したとき、当時の慶應大学経済学部は結構時代の最先端を行っていたのであのときから自由英作文を出題していました。いわゆるワンパラグラフエッセーというやつです。

私の高3の時の担任は英語を教えていたので、どれ一つ先生の実力でも試してみるかと自由英作文の添削をお願いしたところ、一番最後の行に書いた結論のところに「重複?」と赤字で書かれて帰ってきてこりゃダメだと思った記憶があります。普通自由英作文では「主張→理由2〜3こ→結論」の流れで書くんですが最後の結論は冒頭の主張とだいたい同じことを言い換えればokというのが一般的な書式です。なので重複するのが当たり前です。まあ15年前、2004年当時におばさんだった英語の先生なのでそれよりはるか20年前の大学ではたぶんwritingの授業がなかったんでしょう。

塾生の作文を見ると、添削初回から「主張→理由→結論」の流れをおさえて書いている人がほとんどです。15年前の私とは比べものにならないくらい最初から上手いです。英検などで書く機会が多いんですかね?良いことだと思います。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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