月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

私立専願で共通テストどうする問題

今日、私大専願の生徒から「共通テストどうすべき?」という質問がありました。

共通テストは国立大志望者の一次試験として、私大志望者の共通テスト利用入試として利用できるという二つの側面があります。

私大を共通テスト利用で受験する場合、「滑り止め」になるのが基本です。たとえば、南山大学を共通テスト利用で受験するのは名大や名市大などの国公立志望者です。もちろんそれ以外の志望者も受験していると思いますが、合格できるのは国公立志望者が滑り止めとして受験するケースです。南山大経済のセンター利用ボーダーラインがだいたい75〜80%くらいですが、今年の名大ボーダーラインが75%なので私大専願だと受けるだけ受験料&時間の無駄と分かります。

南山大第一志望者なら共通テストなど考えずに一般入試で引っかかるように対策したほうが良いです。第一志望以外の大学も一般入試で受験日程を組むのが基本です。

当塾でも私大専願の人は共通テストを受験しない人のほうが多いです。当塾のHPで体験記を掲載させてもらっている例でいくと

五条→学習院

五条→青学

新川→明治

の卒業生は受験していません。

あえて受験する人もいますが、受験しない人が明確に「意味がないから」と考えているのに対して受験する人はなんとなくで決めている人が多いです。学校側が「共通テストは全員受験するもの」と考えている影響が大きいです。

正直、愛知県内において私大を専願で受験するには高校がまじで余計なことしか言ってこないのでただでさえ高いハードルがさらに上がっています。コッコウリツ信者の人は私大を"3科目"といって見下しがちですがそうやって見下すことで自我をたもっていられるレベルの国公立大に受かるよりマーチに受かるほうがよっぽど難しいです。コッコウリツ信者の人も高校で洗脳されただけでもともとは悪気ないやつだということは分かっているんですがたかが大学受験のたかが受験科目数にそこまでプライド持たないでいいと思うんですが・・・。

ということで明日のブログタイトルは

私大専願しようとすると高校が邪魔してくるあるあるTOP3

でいきます。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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