月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自分で判断するか相談するか

受験勉強は多くの場合、何をどう取り組むかについて自分で判断するより私に聞いてくれたほうが良い判断ができると思います。塾生やこれから入塾する人は、とりあえず私の言うとおりやってみてほしいです。結果は遅かれはやかれちゃんと出ます。

一方で、常日頃から自分で自分の問題を考えることも大切です。というか最終的には自分で考えて判断していけるようにならないと直前期に困ります。

というのも、受験勉強はある程度までは勉強パターンが限られているのに対して、逆にある程度からは問題とその解決策が個人によってだいぶ異なるからです。受験科目パターンが人によって異なるし、どの科目をどのくらい取ることで合格点に乗せられるかの作戦も人によって異なります。

そういう局面になったときに、自分が何をするのがベストなのかは私も横からアドバイスできるにはできますが、自分で判断できたほうが精度は高いです。あくまで私はみなさんの手伝いをする立場なので、自分がどうしたいかの軸くらいは持っていてほしい。

大学から先は、「この先どうすべきか」を判断する場面が人生で何度もあります。大学に合格したらゼミや研究室をどうするか、卒業後は院に進むのか就職するのか、就職するならどういう会社に就職するのか、就職したあとその会社で働き続けるのか、私みたいに会社をやめて起業するという選択肢もあります。

少なくとも当塾を卒業するからには「どこでもいいからコッコウリツ」みたいな受動的な判断はやめてほしいです。それやられると、心が折れそうになります。まあその人の人生なので私が評価できるものではないんですが、少なくとも自分の価値観で判断した人であってほしい・・・。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp