昨日紹介したとおり理系科目（数III, 物理, 化学)の偏差値50は高校1年生が思っているよりずっと難しい学習到達度です。
この点で昨年よく頑張ったと思うのは、今年の共通テストの物理です。全国平均点が64.4点だったのですが当塾の平均は69.0点でした。昨年は夏期講習や冬期講習で物理の個別授業枠をたくさん用意して高3の塾生に力学、熱力学、波動、電磁気、原子とあらゆる分野をひたすら教えました。塾生たちも授業後にしっかり復習して身につけていました。授業スタート時には「力学の『り』の字も分かってないのでは･･･」というレベルの生徒もいたので、文字通りお金で点数を買ってもらったと言っても良いくらい学力がついたと思います。
物理は参考書読んで自習するだけだと特に電磁気などはなかなかイメージがつかめない人も多いので、板書型で視覚と聴覚を使って理解してもらうのは吸収が良いのでしょう。
ただこの個別授業は一人ずつ授業するので希望する塾生全員に授業枠を用意すると、講師（＝木村）が朝から晩までずっと授業しっぱなしになって命が削れます。
でも命を削った結果、塾生の点数が上がったので良かったです。
