月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

一ヶ月後に解き方を忘れちゃう人

入試までに何百問という数学のときかたをラクに覚えるのに、解き方の隅から隅まで覚えてしまうと1ヶ月後にすっかり忘れて解けなくなります。

とりあえず定期テスト乗り切り型の人に顕著なことですが、解き方の意味を分かっていないと操作一つ一つを丸暗記することになります。

自宅から学校までいくのに、

「まず自宅をでたら右にでて200メートルすすんだら左に曲がって次は350メートル進んで…」

と細かく覚えるようなものです。

解き方の要点を覚えるとは

「自宅をでたらコンビニのある交差点を目指してそこを左折」

のように目印を覚えるということです。

数学でいえば

「漸化式の問題は変形して等比数列に持ち込む」

「変数が2つある関数では1文字を固定する」

ようなことが目印にあたります。

普段の自習で、記述をサボって計算だけ書く人はこういう目印を覚えていない傾向にあります。

そうすると1ヶ月後に問題を解けないのと、一週間後でもちょっと問題設定が変わると解けません。

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