月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

謎の面談(教師&親)

久々の高校不思議シリーズ。今日の話題は塾を開いた当初からずっと思っていたし、なんならblogでも何回か書いてるかもしれませんが・・・

普通、学校での面談といえば教師-生徒の1対1、というのが常識の範囲内ですがここは愛知県。教師-親の1対1という、謎の面談が普通に行われています。

ツッコむひといないんでしょうか?教師と親が面談して、何の意味があるのか?

これが二番手校の話ならまだしも、地域トップの一宮高校でも平然と実施されているのがおそろしいところです。中学時代に100人に1人の学力をもった生徒を集めて教えているという矜持はないんでしょうか。

一宮高校に入るような生徒は学力が高く勉強量も豊富。中学時代だって、誰かにケツを叩かれたわけでもなく、自ら勉強に励んでいた生徒の割合が多いことでしょう。そういう生徒の絶対数は全国的にみてもそんなに多いわけではないので、高校時代・大学時代とも誰に管理されるわけではなく、自分で自分を管理してさらに自立した人間になって、10年後20年後に社会を少しでも押し広げていく役割を担うべき貴重な存在なのに、地域の教育の実態としたらその逆。みんなが「コッコウリツ」大好きだから、こんなことになる。

まあ、そういうへんてこな環境であっても開花する人間は開花するし、しない人間はしないといえばそれまでなのかもしれませんが。

保護者のみなさん。高校がすごいから受かるんじゃなくて、高校に入学する生徒がすごいから大学に受かるんです。みなさんが「先生、うちの子はコッコウリツに行けるんざますか?」という顔色で学校と接するのが、教育とはほど遠い空気を作っているんざますよ。おかしい、めんどくさいと思ったらちゃんと放棄しないといけません。

清須市の大学受験 相伝学舎
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