月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ヘリコプターペアレント 2

ここで塾を開いていなければ出会わなかったであろう高校生達が学力を上げていったり、学力を上げて合格していく様子を見ると塾やって良かったなって思うんですけど、彼ら彼女らが属する高校があまりにクソすぎるんで、出す場所間違えたなって思うこともあります。

ヘリコプターペアレントっていうのは親だけじゃなくて教師にもあてはまります。ヘリコプターティーチャーとでも言ったらよいと思います。

 

高校は「やらせる、やらせる、やらせる」

生徒は「やらされる、やらされる、やらされる」

 

小テストをやっては赤点の場合に再テストをやってみたり、定期考査で赤点の場合には補習をやってみたり、補習を欠席しますという生徒がいたら全力で猛反対してみたり・・・

コッコウリツの合格実績を上げるためとにかくやらせますよね。最近はブログで主張しまくっているおかげで、塾生における五条高校生の比率がだいぶ下がってきたので、学校にまつわるとんでもない話を聞く回数が減ってきましたが、別に五条じゃなくても西春とか一宮でも十分「やらせる」傾向は強いので、この私の「クソだなぁ」という感情がなくなることは当面ないでしょう。

まあ高校の教え方は高校の教え方で私がいちゃもんつける筋合いはないんですが、それを選択しようとする人に是非考えてもらいたいです。自立心というのは、他人にやらされる中で育つのではなくて、自分の頭で考え、判断し、行動するなかで育つものではありませんか。

私が高校時代のときに接した大人達に感謝しているのはとにかく放置してくれたことです。勉強のことでプレッシャーになったことは、自分の受験の行く末くらい。この点は、塾の生徒と比べると圧倒的な差がありますね。生徒みると「学校が嫌だ・・・」といってプレッシャー抱えている様子がしばしばありますから。

なので私も生徒にたいしては、色々勉強のやり方は手ほどきしますが、最後それを踏まえてやるかやらないかは放置します。そこにプレッシャーかけるのは違うんじゃないかと思います。ていうか、絶対違うだろ!

結局、自分の人生の舵を取るのは他でもない自分なのだから、高校生のうちから自分でやるべきことは自分で判断して決めろ!!!自分の人生を他人に奪われるな!!!

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp