月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

アゲハチョウが羽化するより大学受験をまっとうにやるほうが断然ムズい

昨日赤太字で強調したように、当塾のように大学受験勉強を生徒にあわせて真剣にとりくむ塾は県内でもそうたくさんありません。

大学受験をまじめにやっている塾は、名古屋市から外れると本当に少ないです。1つの市に1つあればラッキーという感じです。

ビデオ授業系のフランチャイズが塾は田舎でもそこそこありますが、「これだけ講座とってください!」と年間100万円くらい買わされて消化出来ずにおわるイメージしかありません。GDP貢献という観点ではカモられて経済をまわしてください。

東進は講師にそうとう金を使っているみたいなので、講義は最高なんだと思います。どの講義がよいのか自分で情報を集めて、必要な科目だけとるみたいな使い方ができればいいんですが、こういう使い方ができるのは私の知る限り超優秀な高校生くらいです。この辺だと東海・南女クラスだと「○○予備校の、××先生の授業が良い」という具体的な情報をもって判断してます。公立高校生が「とりあえず河合塾いこ」というのとはレベルが違いすぎます。

かといって、田舎の高校の大学受験指導も効率の悪さをひたすら量でカバーする感じなのと、やっぱり高校は高校の勉強をするところであって大学受験勉強をするところではないので、無駄がかなりあります。

英文法の問題集をタラタラ解説されるとか、英文解釈のない長文解説の授業とか、数学の問題集で生徒を指名して板書させて先生が前で添削するとか、非効率にもほどがあります。

自分でよく考えて、本当に必要なことが何なのか、そして高校で教わることの本音がなんなのか見抜けることも大学受験の一部です。

こう考えると、高校生がまっとうに受験勉強ができるのと、アゲハチョウが卵から青虫になってサナギになって羽化するのとどっちが難しいかわかりません。

 


大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp