月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

高校なんてどこでもいいのよ

公立高校の合格発表があって第一志望に受かった人もいればダメだった人もいると思います。

とくに愛知県は公立校を2校受験できるので第一志望はチャレンジする人の割合が多く、それに比例してダメだった人もいるわけです。

ダメだった人にとって朗報です。落ち込む必要はありません。ぶっちゃけ高校なんてどこにいったって大差ないです。

進学した先で勉強でもなんでもやりたいことを一生懸命やったらいいです。どうせ高校なんてどこに進学したって楽しいんですよ!

いった先で3年間頑張ったら「ああ楽しかった」で、めでたしめでたしです。

大学受験にかんしても、進学した高校によってあなたの最終的アウトプットが変わるなんてことはないです。

ちゃんと勉強する人はどこの高校にいってもやるので、どこの高校にいってもそれなりに受かります。逆も然りです。

もちろん、受かった人は受かった人で、気持ちよく進学したらいいです。合格したことで自信をもって頑張ってください。

 

高校受験なんて通過点もいいところです。

42.195kmのマラソンで折り返し地点を団子状態で通過して、その順位が多少前後したくらいのものと思ってください。

その先の21kmで勝負が決まります。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

vs大手予備校

最近は当塾を検討している人の傾向に若干の変化が感じられていまして、大手予備校と比べてどちらにしようかなというケースがちらほらあります。今まではblog見て当塾を指名買いというか、面談して体験授業してよほど相性が悪くなければ他と比較されることなく入塾されることが多かったので驚いています。

うちの塾ほどまっとうな塾なんて愛知県内に他に何件あるだろうと私は思っていますので、アホな比較をするなあと思うんですが、大手と比較する人はたいていうちに来ません。おかしいですね〜。そういう比較検討をしている人ほど、学力が相当ヤバイ状況なので私のところみたいに「計算はコピー用紙にかけ!」レベルから始める指導が必要なはずなんですが。

当塾としては「勉強は自分がやるもので塾はあくまでサポート」と考えている人に来て欲しいと思います。そういう人には、毎週数時間の授業のみならず、自宅や自習室での自習も充実するよう丁寧に教えていきます。

 

大手予備校に行った方がいい人

「学校の授業を聞いて、自分で演習して、再現できるようになる高校生」、こういう人は大手予備校で授業を探したらいいです。

河合塾でも駿台でも東進でもいいし、名古屋市内だとSEAというところも良いと聞きます。

ただ、大手予備校をうまく活用できる人というのは「河合塾にいく」のではなくて「河合塾の○○先生の授業をとる」というスタンスで受講する人だというのは付け加えておきます。そんな評判を現役高校生が知る機会があるのかって思うかもしれませんが、それはあなたがそういう情報が入る層にいないだけです。

正直普通の公立高校生が大手予備校にいくと「河合塾にいっとけばいいや」的な発想で通うことになると思うんですが、そうやって他人任せの姿勢でいるとどれだけいい授業をとったとしても学力なんてつきません。あと受験に必要だからといって映像授業を100万円分くらい最初から提案される人、これも養分になる可能性が高いです。

有名な先生の授業を買うとなると、なんかすごいものを買って自分もすごくなれるんじゃないかって思いますよね。でもすごい自分になるには、授業を「きくこと」じゃなくて、聞いた後で「自分で手を動かすこと」、これが条件です。

だいたい世の中の高校生はね、みんなインプットした知識を消化しきれてないんです。トウモロコシを食べるだけ食べて、ほとんど消化されずにお尻からプリッて出てきてますよ。ちゃんと消化しましょう。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

入塾ご検討中のかたへ

 数ある塾・予備校から、新年度からの塾通いにと当塾を検討してくださってありがとうございます。

当塾の特徴ですが、生徒の楽しさとか保護者の興味関心など一切を無視して、生徒の第一志望合格のために必要なことだけに集中していくという塾です。

私に言わせれば宿題とか補習なんて生徒に「勉強やった感」をあたえ、保護者に「うちの子はちゃんと机に向かっているし学校も熱心だ」という安心感を与えるだけのものであって、本当に生徒の第一志望合格を願うなら与えるべきなのは宿題より補習より「自習のやり方」です。

それを伝えていく手段として週に4〜8時間程度の演習授業があり、授業中の添削を通してどういうことを考えながら自習すべきかを伝えていきます。学校で買わせっぱなしの英和辞典も当塾の授業なら授業中に「どういう考え方で辞書中の意味と本文の意味を照合するか」まで手ほどきします。

生徒が自分一人で上手に自習出来るようになる支援をします。子育てのようなものです。

 

「blogを見て塾のことを知ったが家から遠い」と思っている人もいるかもしれませんが、遠方から選んでいただくことも多いです。

片道30分以上かけて通塾した(している)生徒はどこから来ているかというと・・・

 

f:id:sodeng:20200316085335p:plain

 

家 - - 高校

のように高校と塾が近いというのは除いています。

 

地図で表しているのは

家 - 高校 -

という位置関係で、塾に通うと帰宅が遅くなる場合です。

 

夏休みなどは学割の効かない定期券を買って塾にこもる生徒もいます。

※学割は、家と学校を結ぶ区間でしか適用されません

 

春休み期間中の入塾受付ついてはこちらの記事に紹介しています。

http://sodeng.hateblo.jp/entry/2020/04/12/000000

具体的内容は↑の記事にも書いておきましたが、清須校舎、桜山校舎とも春休み中に春期講習日程を作りました。公開している日程の中から都合のいい日程を選んで講習を組みます。

新高1は5〜6回ほどの授業でよく春休みの宿題になりがちな「因数分解・展開」のところを教えられます。新高2、高3は状況に応じて判断しますが多くの場合「二次関数」に取りかかることになります。

英語に関しては希望者のみ個別に検討していくので相談してください。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

高校受験より大学受験のほうが面白いので安心してください2

昨日の続きです。

高校受験より大学受験のほうが面白いので安心してください1 - 月刊木村:清須市で営む塾での日々

 

理由3「大学が決まる」

なんといっても進学する大学が決まります。

4月から希望の高校に進学できる人もいればそうでない人もいるかもしれませんが、愛知県内の高校生になる限りどこに進学してもそう大きく何かが変わることはありません(これが愛知県外の高校だとしても同様です)。

登校して授業をうけて、部活をやる人はやって、塾にいく人はいって、家に帰る、

の繰り返しです。

3年後の入試も高校名で何か合否結果が変わるものでもありません。

一方で大学進学は、どこの大学に通うかによって生活は大きく変わるし、付き合う友人も変わります。通う大学名によって4年後の就職で有利不利が出てきますし、その後も「最終学歴」としてついてきます。

たとえば私は神奈川県立西湘高校と慶應大学経済学部を卒業していますが、おそらくblogをご覧の方のうち私が慶應卒だということを知っている人はいても、どこの高校を出ているか知っている人は極端に少なくなると思います。

慶應卒という最終学歴をみてコッコウリツ進学した人からしたら「私立3科目w」と思う人もいるかもしれませんが、おそらく多くの人は「なんかすごそう」くらいの印象は持つと思います。

念のため言っときますがこれは私が「すごいだろ」とマウントをとっているわけではなくて、慶應を卒業して10年間のあいだにそういうリアクションを受けることが多かった、というだけです。

個人的にはそういう肩書き的な意味での学歴にあまり大きな価値を感じていませんが(もちろん塾をやっている上では少なからず恩恵をあずかっているかもしれません)、多くの人が自分の興味関心から第一志望を選ぶのではなく、自分の学力から狙えるできるだけ難易度の高い大学のなかで自分の興味があるところ、という絞り方をすることを考えると、高校生のうちはそういう表面的な意味での学歴を得るためにと勉強に頑張ったらいいと思います。

 

15才〜18才のあいだに、高校生は精神的にとても成長し成熟していきます。

とりあえず全員が受験するものだった儀式的な高校受験と違って、大学受験は「自分の将来のために取り組むもの」というポジティブで長期的な見え方ができるようになり、2年とか3年かけてじっくりと入試対策をできるようになります。

また肉体的な成長もあるので、中学生のときより長時間勉強に集中できるようにもなります。

今は「また受験なんて考えたくない!」と思っている人も、実際に大学受験勉強なるものに本腰を入れたら想像よりずっと楽しいものだと思えると思いますよ!

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp

高校受験より大学受験のほうが面白いので安心してください1

もういくつ寝ると、愛知県高校入試の合格発表ですね。

やっと高校入試が終わって、4月からとりあえず高校生だ〜と気が抜けている中学3年生のなかには、「大学受験ってきつそう」と思っている人もいると思います。

実際、塾の高3の生徒を見てると毎年のことですがかなりハードにやっていて「体力もつのかなあ」などと余計な心配をするくらいハードではあるんですが、正直いって高校受験より断然面白いです!

 

理由1「内申点がいらない」

これは一般入試の話になるんですが高校入試のときに必要だった内申点というものが大学受験では不要になり、入試当日の素点勝負になります。そのため、「先生に媚びを売る」という不毛な時間がなくなります。中学時代に授業中の「関心意欲態度アピール」とか提出物を期限内にきっちり出すことに窮屈さを覚えていた人にとっては天国のように感じられるでしょう。定期テストも毎回全力を尽くさなければならないわけではなく、1度や2度くらい赤点をとっても入試当日に合格点をとれば全部チャラなので気楽ですよ。

内申点がいらないというのは言い換えれば、「自分の学力UPにつながることだけやっていられる」ということになります。最高じゃないですか?

 

理由2「当面、英語と数学に集中すればいい」

大学受験の合否を分けるのは多くの場合英語と数学の仕上がりです。高校入試では5科目バランスよく取り組む必要がありましたが、大学入試ではまずは英数2科目だけに集中して取り組めるので、1つの科目をかなり深掘りして勉強できます。そのうち数学の難問が1問でも解ける経験をすれば、知的欲求を満たすことの楽しさを知ることができます。

だいたい受験科目を選べるっていうのがいいですよね。自分が得意な科目が理数系だったら、理数系が入試科目の大学から行きたいところを目指せばいいし、社会など暗記物がすきだったらそういう大学を選べばいい。

高校入試みたいに「全員5科目やれ」と言われると、どうしてもやらされ感出てきちゃいますからね。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp