月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

ほんとだ

英語なのに英語と関係がない内容が出題されるテストを今日生徒に見せてもらいました。

本当に英語とは全く関係なかったです。

それこそ

「岩石は成因別に( ア )、( イ )、( ウ )に分けられる。さらにアは火山岩と( エ )に分けることができ、エの岩石では( オ )組織が観察できる」

くらい関係ない出題でした。

こういう意味不明な文化が普通にあるから高校受験指導はモチベーション上がんないんですよね。公立中って日本の闇みたいなところありませんか?私も公立中育ちですけど、中学の3年間は息苦しくて仕方なかったです。

ちなみに↑の答えはアから順に

火成岩、堆積岩、変成岩、深成岩、等粒状

です。

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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断層岩

クイズです。

世の中の岩石を成因別に3つに区分してください。

 

 

答えは・・・

マグマが冷えて固まる火成岩

岩石が風化して粉々になったあと水中で固まる堆積岩

岩石が地中で高温高圧状態になって変形する変成岩

 

というのが、よくある3分類です。

最近私がとても興味があるのは、断層岩です。

聞いたことないですよね。

地震で断層がズレると、そのズレによって断層面の岩石は破砕されます。地表面ではそのまま破砕された終わりですが、地中では圧力があるので破砕された岩石が再び固結して岩石になります。そのときの「砕けかた」×「固まりかた」によって様々な岩石が作られます。

その仕組みも面白いし、つくられる岩石がかなり奇抜な見た目をしていて、全体的に名前もかっこよくて(マイロナイト、シュードタキライト、カタクレーサイト・・・)最近ずっと断層岩が頭から離れません!

でも断層岩ってレア度が高くてなかなか手に取って観察できないので、大学の先生にお願いして先生の断層岩コレクションを貸していただきました。

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今日からこの断層岩をひたすら観察します!

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運気が下がったら

運をつかむために積極的にお墓参りするとかいう煩悩を発揮している私ですが、煩悩であってもお墓参りすると自分がご先祖様あって今生きているのだと実感して、謙虚な気持ちになれて良いです。

もう一つ運をつかむためによくやることがありまして、それは・・・

ポスティングです。

みなさん、ポストにピザ屋とか不動産とか大量のチラシがあってうんざりしますよね?申し訳ないんですが多くの人にとってゴミになることは承知の上で、ポスティングをしています。

ポスティングをすると塾を開いて手作りのチラシを寒空のなかまいた最初の気持ちを思いだして、謙虚な気持ちになるとともにこれからも頑張ろうという気持ちになります。

今まで累計で何千枚かはチラシを自分の手でまいていますが、たぶんそこから入塾に直接つながったのは1件もないような気がします。なので数字だけみると費用対効果が悪すぎということになるんですが、ポスティングをやるとその後に良いことがよく起こるので、運気が下がっている気がする時もしくは運気を上げたいときにポスティングすることにしています。

 

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徳を積む

英語教室参加中の公立中の3年生に学校のテストの内容を聞いたら

「教科書のコラムとか先生の授業中のちょっとした解説から出題される」

と言っていました。聞いてみると英語そのものには関係ない(が英語の教科書の内容には関係がある)もので、もちろん英語力を測ることはできません。なかなか珍しいパターンだと思います。

英語のテストとしては不適切だと思いますし何の目的があるのか分かりませんが、でもよく考えてみたらそもそもその他の問題だって英語力を測れているかといえば微妙です。「どうせテストなんて曖昧さが残るんだから不適切な出題してもいいっしょ」という主張なのかもしれません。

大学入試はざっくりした範囲だけ決められて、理解せず暗記だけした人には得点しにくい問題が共通テストでも二次試験でも出題されており、かなり学力の測定には適した出題になっていると思います。

でもだからといって、最低点を上回る学力があれば必ず合格するとも限らないし、当落線上の微妙なところにいても受かることだってあります。

過去の卒業生を思い返してみても順当に合格した人、十分受かる可能性があったのにダメだった人、受かるか微妙だったけどなんとか受かった人、色々です。

結局、当日出題される問題との相性、すなわち運要素もそれなりに大きいです。もちろん最後に運をつかむためには学力だけで合格できるよう入試当日まで一生懸命やらなければならないのですが、入試当日を迎えたらあとは運が良ければ受かるしダメなら受からないと考えるくらいがちょうど良いのだと思います。

運をつかむためには、普段から道ばたに落ちているゴミを拾うとか困っている人をみかけたら声を掛けるとか、お墓参りして先祖に感謝するなど徳を積むと良いかもしれません。私はそうやって徳を積もうとしていますが、運が欲しくて行動するという煩悩まみれ状態なのでダメかも。

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なぎさ2

なぎさがすごいのは、何回行っても飽きないところです。だいたい美味しい飲食店って「この店好き!来週もいこう!」と調子にのって短期間に何回も訪問すると悲しいことに味に飽きてしまいます。プロの作る料理には味付けにブレがないからだと思われます。私はこの1ヶ月でたぶん10回以上ペペロンチーノを作っていますが飽きません。下手くそだからです。味にブレがあるほうが飽きにくいのは確かだと思います。

なぜなぎさは飽きないのか?まずメニューが季節によって頻繁に変わることが挙げられます。夜にいっても昼にいっても同様です。なのでいつ訪問しても常に新しい料理を楽しむことができて永遠に飽きません。

もう一つ、味付けが繊細な点があります。愛知県ディスりになってしまって申し訳ないんですが、正直愛知県の飲食店は大味のところが多いです。

その点、なぎさの料理は食材の味に加えて背景に来る出汁の味がバランスしていて、料理にもてなされている気がします。

メニューのバリエーションとそれに対応する味付けの掛け算によって、飽きにくくなっているのだと思います。

 

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