なぎさがすごいのは、何回行っても飽きないところです。だいたい美味しい飲食店って「この店好き!来週もいこう!」と調子にのって短期間に何回も訪問すると悲しいことに味に飽きてしまいます。プロの作る料理には味付けにブレがないからだと思われます。私はこの1ヶ月でたぶん10回以上ペペロンチーノを作っていますが飽きません。下手くそだからです。味にブレがあるほうが飽きにくいのは確かだと思います。
なぜなぎさは飽きないのか?まずメニューが季節によって頻繁に変わることが挙げられます。夜にいっても昼にいっても同様です。なのでいつ訪問しても常に新しい料理を楽しむことができて永遠に飽きません。
もう一つ、味付けが繊細な点があります。愛知県ディスりになってしまって申し訳ないんですが、正直愛知県の飲食店は大味のところが多いです。
その点、なぎさの料理は食材の味に加えて背景に来る出汁の味がバランスしていて、料理にもてなされている気がします。
メニューのバリエーションとそれに対応する味付けの掛け算によって、飽きにくくなっているのだと思います。