月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

英語授業の様子:センター試験を解いてみる

昨日、今日と高校1年生と2年生にセンター試験の問題を解いてもらいました。高校3年生が3月に受けるテストを解くには時期的に早いのではと思うかもしれません。もちろん、200点満点のテストで1年生で80点未満、2年生でも110点未満くらいという結果になるのですが、それより大切なのはどんな問題が出されるのかを知ることです。

定期テストであれば出題範囲を確認して対策するのに、大学入試となるとなぜか過去問題の研究をやる生徒というのは極端に少なくなります。2年後、3年後の入試だからイメージがわかないし、直前にやれば良いと思うからこその結果とは思いますが、3年になってから確認するようでは遅いのです。何が出題されるのか?そのためにはどんな勉強をする必要があるのか?これらを確認することで、いかに普段の勉強がムダであふれているかを実感するはずです。

授業では、大問ごとに「どんな参考書を勉強すれば解けるか?」というのを研究したのですがセンター試験英語というのはせいぜい6冊もあれば終わります。代表的なのは速単(必修編), 熟語, 英頻(桐原駿台),などです。センター英語というのは長文で扱われる英文の構造が簡単で、せいぜい副詞節2個、主節1個の構成ですから、速単1冊あれば実は120点くらいは余裕でとれてしまいます。つまり中学までの英文法を完全に暗記していれば構造的に難しくて読めない英文というのは無いんです。一度問題を解いてみた上で辞書を引きながら英文に取り組んでみれば「語彙力さえあれば長文問題というのは簡単だな」ということに気づけるわけです。だから高校1年でも2年でも一回解いてみる行為に意味があります。得点なんて50点でも30点でも構いません。

ちなみにセンター英語は筆記が80分で、一般的には80分で解くには分量が多いと思われがちですが、英語を勉強するなかであることに気をつけておけば60分で解けてしまいます。出来る人は無意識でやっているし、出来ない人は半年くらい意識してトレーニングすれば出来るようになる速読の王道があるんですが、これは企業秘密ということで・・・。塾では1-2年はとにかく精読、3年になったらこのような速読のツボを教えていきます。

f:id:sodeng:20150827221843j:plain (過去問題は駿台のものがおすすめですよ)

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