月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

【LINE Q&A】工業高校からの大学受験はどうしたら良い? -まずは進学校と近い環境を作りましょう

LINE勉強相談のコーナーです。田舎に住んでいて受験情報が届かない!まわりに相談できる人がいない!など、お困りのかたはLINEでご質問ください。今日の悩める高校生は・・・

ご質問
長野県の工業高校に通っている高校1年生です。受験勉強するにあたって塾に通ったほうが良いでしょうか?
私からの回答
英語・数学については通ったほうが良いでしょう。工業高校の場合、他の進学校とくらべて受験情報が少なく、どのくらいの進度で/どのくらいの量を勉強したら良いかが自分だけでは判断しづらいはずです。大学受験の塾/予備校に通うことにとって、ペースをつかめることが大きい意味を持つでしょう。

工業高校からの大学受験というのは環境としては厳しいものがあります。まず、工業高校というのは入学時に求められる学力が高くないので、大学受験を最後尾からスタートすることになります。その上、授業はある程度専門的な内容に偏っているでしょうから、受験英語・受験数学を学ぶのは普通科と比べてハンデがあります。

ですので、普通科の進学校の生徒と同じペースで勉強を進めるというのが第一の命題です。Z会の通信教育をやってみるのも一つあるかもしれませんが、一番良いのは塾や予備校に通って、同い年の普通科の生徒たちがどのように勉強を進めているのか実感することでしょう。これによって工業高校に通いつつ、進学校と近い環境をつくることができます。通信教育だと結局孤独なままですので、進学校の生徒が活用するには良いかもしれませんが工業高校の生徒は使いづらいと思います。

ではどんな塾/予備校が良いかというと、授業が分かりやすいというのはこの際どうでも良くて、受験指導をしっかりやってくれるところです。あなたが名門私立高校生であれば、授業の分かりやすい講義を東進などで受講すれば良いのですが、受験について右も左も分からないという状況であれば、授業だけとっても確実にお金のムダになっておわります。それよりも、普段の自習を含めて何をどのようにやっていくかを個別に指示してくれる塾があればBestです。

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