昨日の記事では、学力が高いほど質問が増えると書きましたがそれは高校生の話。
中学生の場合は、学力が高いほど質問は減ります。
中学の勉強が分からないというのは5段階で1〜3くらいの生徒が感じることであって、4〜5の生徒にとっては定期テストでよほど変な問題が出ないかぎりは学校の授業をちゃんと聞いていれば自力で理解可能です。
とすると分からないことがあって質問をしたくなるのは成績1〜3までで、学力が上がるにつれて分からない問題が減っていき5になればほとんど無くなります。
大学受験はどんなに学力の高い生徒であっても満点で合格するというのはありえません。よくて7割程度でしょう。一方、高校受験は学力を高めると、合格点は満点に収束していきます。中学の総集編である高校受験で満点がとれるというのは、わからないことがほとんど無いということです。
学力の高い生徒にとって、高校受験というのは退屈なものでしょう。