週刊ダイヤモンドで慶應特集をやっています。
どんな組織であれ帰属意識が低めの私ですら慶應には愛着があります。これは在校中に「陸の王者慶應〜」と若き血を歌いまくるからではなく、先輩後輩の上下のつながりが強いからだと感じています。
ゼミでもサークルでもOB会は必ずといってよいほどあり、現役生と卒業生が飲み会で語り合います。語り合うというか、各地でご活躍されている卒業生の話を聞いて現役生が刺激を受ける、というものです。
卒業後は三田会(みたかい)という集まりがあり、業種カット、地域カット、年代カットなど様々な切り口でOBどうしがあつまる場があります。
業種なら不動産三田会、三田法曹会、大企業になると東芝三田会とか東京海上日動三田会とか会社のなかでの三田会があるところもあります。この辺の地域でいうと名古屋三田会があります。この雑誌を読んで知ったのですがドバイ三田会とかヨハネスブルグ三田会とか海外にもあるんですね。
塾の仕事は付き合いが極めて狭くなるので、今年はどこかの三田会に参加してみたいと思っているのですが、時間が作れるでしょうか。
さて、個人的にはこれからの経済活動においてはどれだけホワイトな企業に就職できるかというよりも個人でどれだけ働けるか、ということが大切な時代になるのだとは思いますが、ピンと来ない人も多いと思うのでそういう人には就職先のこういう表はわかりやすいことでしょう。
結局、就職先は一人一社なのですが、どんな業界であれ就職したいと思えば可能性があるというのが大切なことです。
もちろん分母を考慮すれば東大京大が圧勝ですから目指せるなら東大京大を目指してください。国立大ではその次に大阪大学の名前が書いてあることが多いのが意外でした。
個人的に一番面白かったのは慶應内の序列をまとめた表です。正確で笑えました。
慶應志望の高校生は710円でちょっとだけやる気を買えるかもしれないので興味があれば書店へどうぞ。
週刊ダイヤモンド 2016年 5/28 号 [雑誌] (慶應三田会 学閥の王者)
- 作者: ダイヤモンド社
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/05/23
- メディア: 雑誌
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清須市の大学受験 相伝学舎