月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

高校生になって数学が思うように解けない

この時期、高校一年生は中間テスト、期末テストが終わって、数学が中学時代と同様にはいかないと気づいた生徒も多いのではないでしょうか。
中学時代と同じくらいやっているのに不思議だと思っているかもしれません。
そういう人にたいする答えは、中学時代の6倍以上やらないと高校の数学はできるようにならない、です。6という数字は適当ですが、2倍や3倍では少なすぎるし、10倍は言い過ぎな気がします。
中学時代のテストは計算問題ができれば50点分くらいは確保できたことでしょう。しかし高校生の数学は計算問題ができただけでは全体の1/20程度です。覚えるべき例題がとても多い。しかも、その例題も最初の定義や公式の理解があいまいだと、全体10のうち3〜5くらいまでしか理解できません。6〜10の難しい問題は定義公式をしっかり理解した上で、やっと解答を読めるようになります。なので、毎日数学だけで 2〜3時間の勉強は最低限必要で、その勉強が正しい勉強方法であることも大切です。
まずは勉強時間を増やすだけで大部分解決するので、数学にお悩みの高校一年生は試してみてください。