大学入試の倍率って2倍だと相当低いほうで、4〜6倍くらいはよく見るし、なんなら8〜10倍くらいのことも多いじゃないですか。この倍率をみると「8人に1人にならなきゃいけないの?」と思って焦ることが多いかもしれませんが、倍率って私はあんまり意味ないと思うんですよ。
大学受験というのはくじ引きではないですから、学力が高いやつほど合格しやすいし低いやつほど落ちやすいものです。定員1人の学校に100人が応募しても、自分以外の99人が中学生なみの学力しかなければ余裕で合格するわけです。
しかし普通は倍率をみてどういう学力層の生徒が受験しにくるかを推測することはできませんから、そこで合格最低点を見ることになります。
入試というのは合格最低点をとれれば最低点ぴったりだろうと主席だろうと、合格通知がもらえます。だから、合格最低点だけを見ればよいんです。
希望する大学の赤本をといて、合格最低点を調べて、とりあえず均等配点で自己採点してみて合格最低点近くとれれば、別に倍率が10倍だろうと20倍だろうと悲観することなく入試当日を迎えればよいのだし、それが毎回合格最低点を余裕で上回るような状況であれば、やはり余裕で入試当日を過ごせばよいという話になります。
とうわけで国立大学前期入試を控えたみなさん!
合格最低点をとれそうだったらぜひリラックスしてください。倍率にビビる必要は全くありません。