月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

辞書の外箱とカバーの取り扱いどうしてます?

英和辞典には外箱とビニールカバーがついていて、高3の生徒でどちらも外して使っている生徒が以前からいて、ビニールカバー外しちゃったらカバー本体が痛むのが早くないかなと余計な心配をしていたんですが、今日は高2の生徒でビニールカバーを外している生徒がいて、いよいよ気になって調べてみました。

なんと、外箱もビニールカバーも装飾品としての役割しかないらしいのです。買ったら即取り外すべきと書いている人が多くて驚きました。

外箱は捨ててしまったほうが辞書を引くときにすぐ引けるし、ビニールカバーも取り外してしまったほうが手になじむというのが理由のようです。

たしかに、その通りだ。というわけで、さっそく私がメインで利用しているスーパー・アンカー英和辞典の外箱とビニールカバーを外してみました。

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さて、私は英語の授業では紙の辞書を必ず持参させています。紙の辞書は電子辞書と比べると慣れるまでは引くスピードが遅いのですが、使い方を覚えてしまったらこれ以上に英語学習に最適な参考書はありません。扱った英文でも文法問題でも、気になったことがあれば即英和辞書を引くということを習慣にしてほしいと思うし、授業中でも辞書の引き方、調べ方を言及しています。

whaleという単語を調べて「クジラ」という意味を知るだけなら電子辞書で十分ですが、たとえばChildren have no control over other factors.でcontrol overの意味を調べるときにはどうでしょうか。controlで調べるにせよoverで調べるにせよ、例文を参照しながら類似した意味を探すという作業が必要になりますが、例文を参照するときの視認性は圧倒的に紙の辞書に軍配があがるはずです。 

こちらもあまり伝わらないのか自習室で電子辞書を使っている生徒がたまにいて泣きたくなるのですが、賢明な生徒諸君は英和辞書を365日持ち歩いて勉強に活用してください。私は高校時代、かならずカバンに英和辞書をいれて勉強していましたよ。

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( 下にあるのが私が高校時代につかっていたグランドセンチュリー英和辞典。上は新品のスーパー・アンカー英和辞典。)

清須市の大学受験 相伝学舎
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