月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

できないと思い込んでませんか

先日、私は自分のことを洗脳していると書きました。脱サラした当初はあらゆる手法を使って自分を洗脳しました。内容は怪しすぎるので書きませんが、軽い洗脳なら今もやってます。その一つは、「誰にも会わない」です。人にあうと良くも悪くも考え方に影響を受けてしまいますが、良い影響を受けるか悪い影響を受けるかわからないのであればゼロにしてしまえというのが私の考えです。せっかく一度きりの人生ですから、上手くいってもいかなくても自分で判断して行動した結果を享受して納得して死にたいです。

さて表題は「できないと思い込んでませんか」ですが、大学受験でいえば多くの高校生は「1年後、自分はA大学かB大学くらいには届くかもしれないからそこを目指してみよう」と考えます。間違いではありませんが、A大学より上のS大学に受かる可能性を自ら捨てています。自分で自分の天井を決めてしまっています。

中学1年くらいから、「あれ、自分は普通の人間なんじゃないか、何をやっても中途半端じゃないか」みたいに気づき始め、高校生になると「たぶんそこまで上手くはいかないだろう」と決めてしまう。現実的な目標を定めて、あまり無理することなく努力して、目標より少し下の大学に受かればまあいいかな、的なことを思ってますでしょう?そこの高校生!

ノミは自分の体長の何十倍もジャンプできますが、一定時間コップに入れるとコップ以上にジャンプできなくなるらしいですよ。サーカスの象も、普段足をくさりでつながれていると、くさりがなくても逃げ出さないらしいですよ。まあ本当かどうかは知りませんが、いかにもありそうな話ではあります。

そういう自分の過去の経験を断ち切って、自分の能力を試してみるというのはもちろんとても難しいことですが、どうせ大学受験をするなら試してみても良いのでは。自分の限界を決めているのは自分ですから、簡単なはずなんですけどね。


清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp