月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

自分で決めなさい

(お悩み中の)生徒と会話していてちょくちょく気になるのが

「親とも相談してみて決めます」

というもの。

 

よくあるのが「親とも相談して決めたんですが、塾辞めます」で、これは親とも合意とれてるからさくっと辞めさせろよなという含蓄があるのか、辞めていく人の2人に1人はこう言う気がします。

もちろん、お金が絡む話は親と相談したらいいと思います。愛知県を出て一人暮らししていいのか、その場合は国立大、私立文系、私立理系、私立薬学、私立医学部のどの学費までOKなのか、あるいは奨学金背負えというのか・・・

もう一つ「浪人はOKなのか」というのもお金が絡む話ですが、これは「ダメ」といいつつもなんだかんだで浪人させてくれるケースが多いです。本音と建て前ですね!

個人的に「それは自分で決めろよ」と思うのが、どの大学を受験するのかとか(もちろん上記の県内外・国立私立の問題が問題にならない範囲で)、文理選択をどうするのか、受験科目をどうするのか、というお金の絡まない話です。

それって私が「ママー、ぼくがやってる塾のサービスなんだけど、新しくなごや市に店舗開こうと思ってるんだけど、どうおもう?」とか「月謝のおしはらい方法を現金直接から振り込みに変えていきたいんだけど、いいかなあ?」と相談しているようなものでは。

保護者のかたも、勉強内容とか受験校について相談されて真面目に考えるんですか?

そこは、「お前の人生だろ」といって自分で決めさせてやってほしいと思いますが。

他人の教育にどうこう言う筋合いはないんですけどね!

 

生徒のみなさんに伝えておきますが、親とみなさんは生きる時代が30年違うので、親の言うことなんて時代遅れもいいところだと思ったほうがいいですよ。たとえいつの時代も変わらないような普遍的なことを相談するとしても、自分の人生なのだから自分で決めましょう。うまくいったら楽しいし、ダメでも自分で判断したという経験が得られます。

自分で判断するということが軽視されてる気がしますね。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp