月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

基礎からの○○チャート

普段、生徒にコピーして渡している解説ノートを製本してみました。

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今回はA5で製本しましたが1周り大きいB5にするか迷ってます。

A5だとコンパクトでいいんですが、頁数が多いので開くときに力が必要です。

サイズ的には赤本に近いです。

 

これは学生スタッフに見てもらいたくて作りました。

数学というのは解法がいくつかある問題があり、たとえば解法がA,Bの2通りある問題を解くときに、

生徒に配布した解説ノート:解法A

生徒が授業中に解くやりかた:解法A

スタッフが慣れているやりかた:解法B

だった場合、スタッフが授業中に「それは解法Bのほうがいいよ」というアドバイスをしてしまう可能性があり、良かれと思ってやっていることでも生徒からしたら「言ってることが違う」となってしまい、余計な混乱を生じます。

 

正直、このノートで紹介している解き方や考え方ってすごくいいんですよ。

自分で言っちゃいますけど・・・。

たとえば、

・二次関数のグラフの交点の問題で安易に判別式Dを使わない

・三角比の公式は単位円を用いてその場で導出する

・極値の問題は必ず符号変化に言及している

・3項間漸化式は特性方程式を使わない

・Σの公式は一次以下の項と等差数列の和とみなす

・等比数列の和は公式を使わない

など、数学ができる人にとっては当たり前、できない人にとっては「まじっすか」となるコンテンツが多いです。

塾=受験テクニック、みたいなイメージのある人もいるかもしれませんが、大学受験の一般入試を指導している塾で受験テクニックのところなんてほとんどないんじゃないでしょうか。

 

それで、この自画自賛の解説ノートは今は青チャート例題に準拠しており、言い換えると余計な問題が多すぎるという課題を抱えています。

問題数を2/3くらいに絞って、逆に平方完成や最大最小など計算練習の必要な問題を手厚くして、私の名字をもじって「キムチャート」として流通させたいんですが、どなたか出版関係の保護者のかたいらっしゃいませんか?

 

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大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
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