月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

第10回合宿と・・・

今年も年末年始に合宿を実施します。第10回目の開催になります。

合宿では朝9時から夜21時まで、あらかじめ作成しておいたやることリストをひたすら消化していきます。

合宿といいますが日帰りです。盆と正月にやるので、合宿っぽいなと思って合宿と名付けました。

さてこの合宿、毎年「学力がつく」ほか「やってみると案外楽しい」という価値をご提供しているのですが、今年はもっと大きい価値を提供できそうです。

それは・・・、安全です。

外では色々病気が流行っているようですが、12時間一言もしゃべらずじっと自習をするわけですから、家のなかで家族の人と喋ったり食事をするよりも唾液の飛散が少なく済みます。

もちろん合宿には毎年10人前後の参加者がいますが誰も一言も喋りませんし、それなりに広い教室に最大で5席しかつくらないので単位面積当たりの人口はとても少ないです。

見渡せば世の中「うちはこんな対策やってまっせ」と言いつつ、ユルユル検温をしてみたり、レジ前に大げさなビニールシートや透明パネルを設置してみたり、公園では遊具を禁止してみたり、図書館では入館時マスク着用を義務化してみたり、市営プールではドライヤーの利用を禁止してみたり、あまりに意味不明なことばかりです。

プールを利用したあと髪を乾かさなければ気化熱で体が冷えて逆に風邪引きやすくなるよね、って会議で発言した役所の人間は一人も居ないんでしょうか。

 

どこも「対策やってます」感を出すのに精一杯です。

まあこんなのはコロナに限らずよくある話で、身近な例では田舎の高校の受験指導と一緒。

みんな「うちはこんな対策やってまっせ」という対外的アピールをするために、補習をしたり宿題を大量にだしていますが、その宿題が入試の一点にどう結びつくのかなんて宿題を出す側は何も考えていないし、それを毎日丁寧に終わらせる高校生も何も考えていません。

出す側は自分の仕事に自信がないからとりあえず「やってます」感を出すために宿題を出すし、高校生側も自分でやることを判断する自信がないから与えられたものをやることでそれを言い訳にしています。

自信がない人ほど判断基準を他者に求めるというのは、相関係数が限りなく1に近い事実といって良いでしょう。

 

では自信をもって自分の人生を取り戻すにはどうしたらいいか?

寝る前にチャートを5問解けばよいということになります。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp