英語の参考書を何分も熟読してペンが動いていない生徒がいたのでどうしたのか聞いてみたら
「分かりそうで分からない」
と言っていました。
100%理解できないことが気持ち悪いというのはあるかもしれません。
しかし英語の場合はそこで「まあそんなものか」とうやむやにして先に進みましょう。
というのも英語の文法は有機的に結びついているので、ほどいても一本の糸(つまり積み上げ型で100%理解できるもの)になるわけではありません。
なので最初のうちはどうしても消化不良で残ってしまうことがあります。
月曜日の「現代物理学序論」で先生が
「わからない」と言わないで
とおっしゃっていました。
物理学は重要な方程式がパズルのピースのようになっていて、それらのピース一つ一つを理解して組み立てていくと一つの絵が完成するから、今勉強していることが良く分からなくても積み上げていくとあるとき全体が見えるようになる。だから分からなくてもいちいち「わからない」などと言わないでほしい。
ということです。
英語の勉強も同じことが言えます。
ついでにいったら人生もそんなもんだと思います。