英語は品詞と文法を丁寧に教えていけばいいので、教え方としたらもう一本道です。あとは塾で教わったことを生徒のみなさんはひたすら暗記し続けていってもらって
・前置詞+形容詞=?
・to不定詞の意味上の主語の表し方は?
・-ingが分詞構文か動名詞かの見分けかたは?
など、一瞬で答えられるように勉強してください。
その後は塾で入試レベルの和訳演習をひたすら繰り返していくので、その繰り返しの過程で英文の意味を正しく読み取る技術を身につけていくことになります。
英語の授業の組み立ては受講者のレベルに合わせて段階的に作ってあり、塾としては準備が整っています。
英語を教えるにあたって難しいのは授業を用意することより、英語を教えられる先生を育てることです。品詞と文法を人に説明できるくらいによく覚えているというのが条件になりますが、この条件を満たす人はなかなかいません。
というかこの条件を満たす人だらけだったら、「問題集の解説を読み上げるだけ」のような英語の授業が世の中に存在しなくて、塾がなくても英語ができる人がもっと多いでしょう。
とにかく中高の6年間の英語教育というのは、文法の知識だけあたえて、それをどう使うかを教えることがなく、文法の応用方法は学生がもつ英語のセンスに頼りっぱなしでバランスが悪すぎます。