月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

中学生のうちに英語を1年先取り

昨日の記事で紹介した塾生のように短期的に学力が上がったと言ってもらえると、塾やっててよかったと思います。とくに私の場合雇われではなく、自分で清須市と名古屋市をたまたま選んで塾を○百万円かけて開いていて、その塾をたまたま見つけてきてくれた塾生の人生が少しでも変化すると思うと面白いです。

それと面白いと言えば英語の授業。高校生向けには幅広いレベルに対応できるようにたくさんの教材を作りましたが、最近は中学生まで手を伸ばして教えています。

みなさんご存知の通り、中学生の英語はまじで内容がスカスカです。そこで教科書の内容をどんどん教えられる教材をつくって、今まで4名の中学生に教えてきましたが、ちょっとした意欲さえあれば1学年先くらいの内容はすぐに到達することが分かりました。

今、名大附属中の2年生には昨年の10月にNEW CROWN中2のLesson1から始めて、すでに中3のLesson6を終えました。次のLesson7を終えると、もう教科書はReading for Fun の2, 3をやっておしまいです。品詞と文法を用いて、バッキバキの受験英語を教えています。高校入試がないのが教える側にとっても心理的にラクです。正直、高校入試なんて遠回りの寄り道でしかないです。

もう一人、南山中の1年生は今NEW TREASUREの中2のLesson2を教えています。NEW TREASUREは他の教科書と比べて内容が3倍くらい多いですが、教科書の文の読み応えがあって勉強の歯ごたえがあります。正直他の教科書は、歯ごたえが全然ないです。ビーフジャーキーと豆腐くらい違います。NEW TREASUREはよくできた教科書です。

昨日の授業では即席で↓のような解説をしました。

といってもあんまりよく分からないと思いますが、as... asの比較がcarefullyにかかったときに、どうやってそれを読み解くのかをノートパソコンの画面にその場でカタカタ入力して教えた内容です。
これで中1です。まあ100%理解は難しいと思いますが、きっと彼女ならそのうち消化してくれるでしょう。

さて問題は・・・あんまり先取りしすぎると2-3年くらいで教えることがなくなって、「もうあとは自習します〜」といって卒塾になることです。塾生側にとってはそれで問題ないんですが、私は最後入試がどうなるか間近で見たいので、最後の2月まで教えていたいんですよ。でもそれより、「中学生から教えたら最速でいつごろに受験英語が完成するのか?」という興味のほうが勝っていて、どんどん教えています。

しかし偉そうなこと言わせてもらいますが、中高一貫校の保護者のかたでうちの塾に通塾させようというのは大変お目が高い!

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp