月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

外せるのに

なぜ田舎の高校ほど生徒が勉強した気になるだけの補習を強制するのか?塾を開いて7年たっても謎は解けません。国立大学の数学の問題を解くより難しいです。

せっかく塾で丁寧に勉強を教えても補習で塾生の時間を奪われたらもうお手上げです。

こうなると私の精神的避難先は一貫校の中高生です。基本的に一貫校では学校に放課後を圧迫される感じがしません。たまに担任の先生がヤバい人で受験の邪魔をされることもありますが、そういう例外を除けば学生は好きなように時間を使えます。

時間が拘束されないのはもちろん、時間にゆとりがあるのも良いです。今年から当塾では中学生も本格的に教えていますが、大学入試をゴールと考えて教えると4〜6年という時間が残されています。高校生に1〜2年で詰め込んで伝えることを4〜6年かけて教えれば良いと思うとゆとりがあります。しかも公立中にいたら学校内では一桁順位くらいの学力がある生徒を教えるので、英語なら教科書3年分を1年で教えられます。

公立高校生と私立中高生を同時に教えていると、公立高校生は10kgくらいの足かせをつけられているように見えます。

でもその足かせにはカギがついてないので外そうと思えば外せるんです。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
reasn いりなか・八事 http://www.reasn.jp