月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

対応科目を増やしたい

個人塾で大味ではなく丁寧に受験指導をしようと思ったら、塾で見てあげられる科目を増やすにつきます。英語だけを専門性100で教えるよりも、英語と数学を80ずつで教えたほうが、一人の受験生を合格に導くという観点では可能性が高いです。大学入試は各科目をどういうバランスで勉強して仕上げていくかという作戦が大事だからです。

複数科目を見ることができないと、自分が担当している科目の宿題を大量にだして受験生の取り組むべきそのほかの科目を圧迫するということが起こります。

英語なんて仕上げようとおもったらいくらでもやることがありますが、私の場合は英文読解に直結する英文解釈とその和訳演習しか取り組ませません。よほど時間があまれば文法問題集を提案することもありますが、それをやるくらいなら理科や数学に時間を回した方が総得点は上がります。

今うちの塾では英語、数学を授業として提供していて物理までは二次レベルまで指導できます。あと化学ですが、化学は今私が一生懸命勉強してますのであと1-2年でできるようになると思います。大学生スタッフに色々お願いするとしても自分が分かってないと指示できないですからね。

そういえば最近入塾の面談で複数科目対応できるのかという質問をやたら聞かれます。

HPに書いてあるとおりうちの塾では高校生向けには英語と数学しか教えてません。塾生達はそれ以外の科目をどうしているのかという話なんですが基本的には学校で授業をきいて、あとは自分で勉強しています。

大学受験で全ての受験科目を塾で教わろうと思ったら、教わる時間を確保したとしてもそれを消化する時間がなくなります。毎日学校で9:00 - 16:00くらいで内職し続けられるなら消化時間を確保できますが、非現実的です。

全ての受験科目を塾で勉強するのは高校受験までと考えたほうが良いと思います。

自分で理解できる科目は自分でなんとかして、それが難しい科目は課金して対応するという方針でないと入試までに仕上がりません。

相伝学舎 清須 http://www.sodeng.jp
reasn いりなか・八事 http://www.reasn.jp