月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

普通は定期テストばかりみてたら学力がつかない

これまで学校の進度に合わせることをしてこなかったのは、「一般入試で受かるためにはそんなこと気にしてられない」というのが一番大きかったです。

ほぼ全員が公立高校に進学してなんとなくめでたく終わる高校受験と違って、大学受験は「それなりに結果でてよかったね」で終わる割合が小さく何十万円、場合によっては3桁万円塾に支払ったのに全然結果が出なかった、ということすらありえます。うちの塾は個人塾ということもあり、生徒が納得いく進学が最終的にできるかどうか私自身結構緊張感を強いられます。

そうすると学校の成績なんていくら良くても入試には関係ないからとにかく高3の1〜2月にむけて実力をつけ続けよう、という発想になります。

でも実際に「その通りだ」と思って勉強できる人もいればそうでない人もいるので、それならば学校の進度に合わせつつも一般入試でも戦えるだけの学力をつけられるよう授業を工夫しよう、と先日決心がつきました。

春休みとGW中に数学の授業を個別で実施したときに、問題数を絞ればだいたい4〜6回の授業で一単元を教えられるという感触をつかんだことで、新しい指導方針のイメージがわきました。

なので学校の進度に合わせたからといって受験を諦めるわけではなくて、一般入試でなんとか戦える学力も確保します。普通は定期テストばかり気にして数学を勉強していたら、一般入試で全く使い物にならない数学力しかつきません。そこをなんとかします。