月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

受験の判別式

受験生なら自分が志望校に合格するかどうか不安に思いながら勉強をしていると思います。

そこで自分が合格出来るかどうかの判別式をご紹介します。とても簡単です。

自分の高校の卒業生の入試結果を高校HPで確認してください。仮に、上位10人が名大などの難関国立大に合格している高校だとして、自分の志望校も名古屋大学だとします。この時の判別式ですが

周りの同級生と同じような勉強をしている⇒名大無理です

周りの同級生とは違うことをしている⇒可能性あります

と考えられます。当たり前の話です。周りと同じような勉強をしていたら、自分の高校の卒業生が数十人単位で合格しているところに収まります。周りと同じことをしていて自分だけずば抜けて合格するというのはありえません。

ここで多くの人にジレンマが生じます。

最初から現実的に目標設定をする受験生はいません。普通は合格したときに周りからスゴイと思ってもらえるような難関大を志望したくなるものです。

一方で、他人と違う行動を躊躇なくとれる人はなかなかいません。逆に他人と同じように行動することに安心感を覚えることのほうが普通です。

そこで「他人にどう思われようと合格を優先する」か、「合格できなくても同級生の間で浮かないことを優先する」かの二択になります。

塾屋としては前者を選んでひたすら合格にこだわってほしいですが、後者を選んで合格できない結果になったとしても別にそれが不幸に繋がるわけでもなく、逆に周りの人と同調できる人のほうが日本では生きやすいです。

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp