4才の娘とトイストーリーを見ました。1995年に公開されたときに映画館で見たので、27年ぶり?嘘?そんなに経つ?
とにかく久しぶりに見ましたが、もうすっかり話の内容も忘れていたので初めて見た感覚で見ることができました。
あらすじは
・アンディのおもちゃ達(ウッディ含む)が仲良く暮らしていた
・アンディが誕生日プレゼントにバズをもらった
・バズはおもちゃの割に色々な機能がついている
・アンディのお気に入りのおもちゃは、ウッディからバズへと変わった
・ウッディはそのことが気に入らなくて、バズに悪さをしようとした
・不運がかさなって、バズは家の外に落ちてしまった
そしてどうなるか・・・
この映画でもっとも感情的にゆさぶられたシーンは、
自分がおもちゃではなくスペースレンジャーの一員なのだと信じていたバズが、あることをきっかけに自分はスペースレンジャーなどではなくただのおもちゃだと気づいて意気消沈しているときに、ウッディがバズへの嫉妬からくる自分のコンプレックスを告白しているシーンでした。
バズがへこんでいるシーンは、自分(木村)が人生の色々な点で「何か成し遂げられるはず」と自分に期待しつつも結局たいしたことを成し遂げられずに36才になった私にとっては何度も経験したシーンに間違いがないし、
ウッディがコンプレックスを告白している様子は、自分(木村)が常に何か憧れの対象を持っているのに、その憧れには頑張っても到達できない現実を突きつけられていることと一致します。
要は、かなり痛いところをグサグサついてくるシーンで「人生、つらいよなあバズ、ウッディ」と思って感極まって泣けました。そして横をみたら、なぜか娘もそこで泣いてました。娘よ、何に共感したのだ・・・。
ウッディの嫉妬心の告白のセリフ
いいかアンディはあんたを最高だと思っている
でもそれはあんたがスペースレンジャーだからじゃない、あんたがアンディのおもちゃだからだ
なぜアンディは私を欲しがった?
なぜかって?一目見りゃわかるだろ!あんたはバズライトイヤーだ!
あんたみたいになれたらってみんな思ってるんだぜ
輝く翼、暗闇で光るレーザー、いかしたセリフ、ヘルメットだってプシュッと動いてかっこいいじゃないか
最高にクールなおもちゃだ
かっこよすぎてうらやましいよ
わかるだろ?
おれみたいなおんぼろ、バズライトイヤーに太刀打ちできっこないんだ、だめさ
アンディには俺なんか必要ない
あんたさえ居ればな
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