月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

書くメリット

勉強の基本は「ペンで文字を書くこと」です。教科書や参考書を「読む」にしても、右手にペンを持ちながらなるほどと思ったことをノートに書くことで、情報が脳にインプットされます。

たまに机に座って両手で参考書を持って、参考書を読んでいるだけの人もみかけますが・・・。残念ながら全く意味ないと思います。マーカーで線を引くことも「書く」には入りません。参考書がどれだけカラフルになっても学力は上がりません。

とにかくノートに文字を書きましょう。

文章を書き写すことで、書かれている文字を全て読むことができます。

当たり前だって?いやいやそんなことはありません。

参考書を読むだけだと多くの場合、文字が読み飛ばしされます。そのためおおよその主張は頭に入りますが細かい部分は入りません。趣味で小説や新書を読むくらいなら読むだけでも良いですが、理論を理解して問題を解けるようになることがゴールであれば細かい部分も全て拾って理解を試みるべきです。

音読で代替できるじゃないかという声も聞こえてきます。ダメです。理屈を理解するのに音読では読むスピードが速すぎます。ノートに書くことで読むスピードが落ちて、理解するのに十分ゆっくり読み進めることができます。

 

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