大学受験での勉強熱のピークは高3の夏休みと冬休みになりがちです。夏休みは高い気温のなか涼しい自習室で勉強するとどうしてもテンションが上がります。
ちょっとネガティブな書き方をしているのはなぜかというと、夏休みがピークになってしまう人がいるからです。しかも夏休みの前半。
受験勉強というのは定期テスト勉強とちがってある時期に短期間で詰め込むのではなく、最大出力の80%であってもそれを数ヶ月単位で持続することが大切です。いや大切というか全てです。
なのでテンションが高いからといって夏休み開始からお盆まででエネルギーを使い果たして、お盆から先に全然勉強しなくなると合格より不合格が近づきます。
お昼休みに炭水化物を一気にとるとインスリンが分泌されて眠くなるのと一緒です。
腹八分目、すなわち最大出力の80%くらいにおさえて勉強を進めるべきです。
なのでテンションが高いみなさん。
夏休みを開始するまえに、8月後半のことを想像してください。
8月後半に出力が下がらないイメージで夏休みの最初の一週間を過ごして下さい。