月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

個性の出し方

勉強でもスポーツでも音楽でも、上達したければ最初は自分の個性を出さずに指導者に教わったとおりに取り組むことが大切です。

でも高校生と受験勉強を通じてコミュニケーションをとっていると、言われたとおりにやってみる人がいかに少ないか実感します。

時間制限のない趣味の世界なら自分の好きなように取り組んだら良いと思いますが、大学受験は高3の1月2月に実施されることが決まっている競争なので、なるべく短期間で結果を出すためにまずは言われたことを完コピする姿勢でいてほしいです。

もちろんみなさん一人一人の個性は大切です。みなさんが何を考え、どういう将来を希望するのか、是非主観的に判断してください。でも勉強のやり方で個性を発揮するのはやめておきましょう。個性を発揮するにしても、まず言われたとおりのことを100%忠実に取り組んでみて、それでも自分に足りないと思ったことがあったときにしてください。

受験生活では合格が全てではありません。人間として勉強を通じていろんなことを考えて成熟していくことのほうが大切だし、みなさんのお父さんお母さんもそれを望んでいると思います。でも最後受かるか受からないかでいうと、受かった方が気持ちいいにきまってます。辛かった受験生活もオセロの角をとったように楽しかった思い出に変わってしまいます。

やることは簡単です。宿題を全てシュレッダーにかけて、学校で配布された教材は新品のままメルカリに売って、チャート式を用意してください。チャートの問題を見た瞬間に解答の流れが思い浮かぶまで繰り返し解くだけです。チャートではなくて一対一を取り組むよう指示されている人は一対一を解いて下さい。

 

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